バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンがラ・リーガ全体に不満を漏らした。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
バルセロナは21日、ラ・リーガ第32節でレアル・マドリーと対戦。優勝を左右するエル・クラシコとなったが、ゴールの奪い合いの末に、レアル・マドリーが3-2と勝利している。
一方で、27分には物議を醸す判定が起きる。コーナーキックからラミン・ヤマルが合わせ、ゴールへ向かうと、ライン上でGKアンドリー・ルニンがキャッチ。ゴールラインテクノロジーがないラ・リーガでは、VARは何分も試合を中断して確認を行い、最終的にゴールは認められなかった。
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テア・シュテーゲンはこの判定に「ゴールをチェックする角度を見つけられないのは、僕には残念に思える。この業界には多くの資金が投入されているが、どうやら最も重要なことには使われていないようだ。なぜ他のリーグが持っているテクノロジーを導入するお金がないのか理解できない」と怒りを示した。
テア・シュテーゲンはチームに対しても自己批判的で「自分たちを見つめ直さなければならない。レフェリーの影響もあるけれど、守備の面では今ひとつだった」とし、こう続けた。
「タイトルを獲れなかったら、自分たちに失望する。レフェリーについて話すこともできるが、いくつかの場面で失敗したのは自分たちだ」