スタンダール・リエージュの川辺駿がアンデルレヒト戦で今シーズン5ゴール目を挙げた。
10日に行われたジュピラーリーグ第17節でスタンダール・リエージュは敵地で強豪アンデルレヒトとの一戦“The Clasico”に臨んだ。川辺は右ウィングで試合開始からピッチに立ち、リーグ戦11試合連続で先発出場した。
先に試合を動かしたのはリーグ2位と好調を続けるアンデルレヒト。ヤリ・フェルスハーレンのパスにオフサイドラインぎりぎりで抜け出したアンダース・ドレイヤーが左足でネットを揺らした。ピッチ上の判定ではオフサイドだったが、VARレビューの結果、オンサイドだったことが確認され、ゴールが認められてアンデルレヒトが先制に成功した。
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それでも前半アディショナルタイム、川辺が同点弾を叩き込む。マーロン・ジョセフ・フォッシーの右サイドからのクロスをゴール前で受けた川辺は、巧みなコントロールから左足で相手GKカスパー・シュマイケルの逆を突くシュートを放って試合を振り出しに戻した。なお、このゴールは川辺にとって2試合ぶりの今シーズン6ゴール目になった。
1-1で後半に入ると、55分にアンデルレヒトが逆転に成功。ウィルフリード・カンガがGKとの1対1の場面で冷静にシュートを流し込んでチームにリードをもたらした。しかし、77分にフォッシーのハンドでアンデルレヒトにPKが与えられると、これをドレイヤーが沈めて再び同点に。
試合はこのまま終わり、アンデルレヒトとスタンダール・リエージュのライバル同士の一戦は2-2で終わって勝ち点1ずつを分け合った。