▶【7/28&8/1開催】独2位シュトゥットガルトが京都&広島と激突!チケット販売詳細はこちらから
ジョゼ・モウリーニョ氏は、マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督とFWジェイドン・サンチョの関係について言及した。
昨季はテン・ハーグ監督の下で公式戦41試合に出場していたサンチョ。しかし今季序盤に指揮官との衝突が発覚すると、そのままファーストチームから外れることに。1月には古巣ドルトムントへのレンタル移籍を選択した。すると公式戦21試合に出場3ゴール3アシスト、チャンピオンズリーグ決勝進出に貢献するなど、活躍を見せている。
過去にポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリーなど数々のビッグクラブ指揮官を歴任し、マンチェスター・Uでも指揮を執った経験を持つモウリーニョ氏は、『TNT Sports』で両者について言及。以下のように語っている。
「選手としての才能は誰もが知っている。何ができるかは見てきたし、それに疑いの余地はない。だがマンチェスター・Uで何が起きたかを振り返ると……私自身、キャリアの中で選手とうまくいかなかったことがある。適切な共感を生み出せなかったり、選手のDNAを理解できなかったり、選手が正しい方向に成長できるように後押しができなかったこともあったね。ほとんどの場合はできていたと思うが、できなかったこともあったのは確かだ」
「選手の本質を理解するために経験から学ぶ必要がある。私はいつもそうしようとしてきた。才能があっても、選手に求めたいマインドセットを持ってない時もある。(サンチョは)間違いを犯した。それは確かなんだ。だが、監督が彼のポテンシャルを引き出せなかったのも確かだよ」
また「複数の要因が絡んでおり、監督や選手、家族、代理人、クラブのどれか1つの問題ではない」とも強調。そして「監督としての自分を振り返ると、何度も選手から最高のものを引き出してきたと思う。だが、失敗もあった。監督は年を取るにつれて経験が増え、多くのデジャブのような状況に遭遇するが、選手を正しく導くように努力する。今回のケースは、両クラブで何が起きたかをそれぞれが分析しようとすると思うよ」と語った。