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急遽出場のロドリゴが2G1A…アンチェロッティ「止むを得ず起用したが運が良かった。彼は復活を果たした」

26日のラ・リーガ第14節、レアル・マドリーは敵地ラモン・カランサでのカディス戦に3-0で勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、急遽先発させることになったFWロドリゴの活躍ぶりに満足感を表している。

先発予定だったFWブラヒム・ディアスが胃腸に問題を抱え、アンチェロッティ監督は急遽ロドリゴを起用。するとブラジル代表FWは前半に先制点、後半に2点目を決め、さらにMFジュード・ベリンガムが記録したチーム3点目をスルーパスでお膳立て。全得点に絡む活躍でチームを勝利に導いている。

シーズン序盤に不調に陥っていたロドリゴだが、レアル・マドリーのここ3試合では5ゴール4アシストを記録。イタリア人指揮官はカディス戦後、同選手の完全復活を宣言している。

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「ロドリゴには休みを与えたかった。(代表ウィークによるブラジルからの)長旅で、練習を1日しかこなしていなかったからね。だが試合の直前になってブラヒムが胃腸の問題で出場できなくなり、彼を起用せざるを得なかった。うまくいったし、そういった点では運が良かったと言える」

「ロドリゴは本当に戻ってきた。違いを生み出してくれたね。素晴らしい姿勢、クオリティーを示し、時間の管理も素晴らしかったよ」

この試合の後半には、MFルカ・モドリッチが筋肉系の問題で交代を強いられたが、アンチェロッティ監督は「ハムストリングの過負荷だと思う。守備面で彼本来のポジションではなかったが、よくやってくれていた」とコメント。また好パフォーマンスを継続しているGKアンドリー・ルニンについて問われると、ケパ・アリサバラガが負傷から復帰すれば、そちらの起用を優先することを明確にしている。

「ケパが負傷している時期、ルニンが活躍することは重要だ。ケパは次のグラナダ戦で復帰する予定だ。良い状態ならばプレーすることになる」

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