レアル・ソシエダは21日、アラベスからスペイン人DFハビ・ロペス(22)を獲得したことを発表した。
アラベスの下部組織出身であるハビ・ロペスは2020年にトップチームデビュー。22歳ながらトップチームで92試合に出場し、2シーズン前のラ・リーガ1部昇格、昨季の1部残留に大きく貢献した。ソシエダはそんな左サイドバックの有望株を推定移籍金600〜700万ユーロ(10〜12億円)で獲得し、2030年までとなる契約を結んだ。
なおスペイン『マルカ』は、ソシエダのハビ・ロペス獲得を「少し驚き」の補強と形容する。というのも、昨季後半戦にレンタルでプレーしたDFハビ・ガランをアトレティコ・マドリーに返却したソシエダが、今夏左サイドバックを狙っていたのは明白だったが、先にマンチェスター・シティに移籍金900万ユーロを支払ってDFセルヒオ・ゴメス(23)を獲得したことで、その目標は達成されたと思われていたからだ。ソシエダにはそのほかの左サイドバックとして26歳DFアイエン・ムニョスも在籍しており、S・ゴメスとアイエンが同ポジションでプレーすると見られていた。
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ユーティリティー性も売りのセルヒオ・ゴメスはどうやら、本職の左サイドバックのほかインサイドハーフやウィング、さらにはアンカーとしてのプレーもおおいに期待されているようだ。
ハビ・ロペスは22日からソシエダの練習に参加し、MF久保建英らと汗を流す予定となっている。