Liverpool FC v Nottingham Forest FC - Premier LeagueGetty Images Sport

1月に右SB補強は必須?レアル・マドリーが「筆頭候補」A=アーノルド獲得に動く条件とは…

『The Athletic』は、レアル・マドリーが獲得候補としてリストアップしている右サイドバックの選手を分析している。

昨季は史上最多15度目の欧州制覇に加え、ラ・リーガ優勝も達成したレアル・マドリー。両大会で連覇を目指す今季は、フランス代表FWキリアン・エンバペも加わり、公式戦11試合で7勝3分け1敗とまずまずのスタートを切っていた。しかし先日、ダニ・カルバハルが右ヒザの前十字じん帯と外側側副じん帯、さらに膝窩筋腱の断裂と重傷を負うことに。最低でも8カ月以上の離脱が予想され、チームの中心だった右サイドバックを欠くことになった。

こうした状況から、1月にも補強に動くことがスペイン複数メディアの間で予想されているレアル・マドリー。『The Athletic』は、「リザーブチームやユースからすぐに加入できる選手もおらず、彼らが補強を加速させるのは当然。そして彼らは、カルバハルの負傷前から右サイドバックの補強を検討していた」と指摘し、「ターゲットについても密かに問い合わせている」と伝えている。

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そして筆頭候補として、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(リヴァプール)を挙げた。番記者を務めるマリオ・コルテガナ氏は「近年の補強方針に完璧に適合しているからこそ、リストのトップにいる。能力、年齢、経験、そして契約状況は非常に魅力的だ」と指摘。リヴァプールとの現行契約が今季限りとなっているが、「上層部は、プレミアリーグ勢やパリ・サンジェルマンに比べて財政的に不利な立場であると考えている。だからこそ、契約最終年や残り2年の選手をターゲットとして、彼らの歴史とプロジェクトで選手を納得させようとしている。また、獲得競争は避ける考えだ」とも伝えている。その上で、「マドリーが本格的に動くかどうかは、彼が新契約にサインしないかどうかだ」と分析した。

また「マドリーが何年も前から好意的な報告を集めている選手」として、ペドロ・ポロ(スペイン代表)も候補の1人だと指摘。「最大の障壁は2028年まで契約を残すことと、ダニエル・レヴィ会長との厳しい交渉が待ち構えていること」とも伝えている。

一方で、一部で伝えられたジェレミー・フリンポン(レヴァークーゼン)について「具体的な関心を寄せたことはない」とも。またジョン・アランブル(レアル・ソシエダ)、フアンル(セビージャ)も注目する選手ではあるが、「改善の余地はたくさんある」とし、即戦力としての獲得は検討していない可能性が高いと綴っている。

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