PerezGetty Images

レアル・マドリー会長ペレス、15回目のCL優勝を喜び…「私たちは16回目の優勝へ向けてスタートを切った」

▶【7/27開催】ポステコグルーが日本帰還! 神戸vsスパーズのチケット販売詳細はこちらから

レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長(77)が、自クラブの通算15回目のチャンピオンズリーグ(CL)優勝を喜んだ。

6月1日のCL決勝ボルシア・ドルトムント戦をDFダニ・カルバハル、FWヴィニシウス・ジュニオールのゴールによって2-0で制したレアル・マドリー。その試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたペレス会長は、CLとマドリーが特別な関係にあることを強調している。

以下に続く

「私たちは大きな喜びを感じている。CLを勝ち取ることは簡単ではない。しかしマドリーは世界中が知るように、この大会と愛の物語を紡いでいるんだ」

「CLを戦う私たちはモチベーションにあふれており、今大会を素晴らしいものとした。クラブにとって15回目の優勝となるが、私たちは勝ち取るにふさわしかったんだ」

先のラ・リーガ優勝で合計獲得タイトル数を34として、故サンティアゴ・ベルナベウ会長の記録を上回ったペレス会長。CL優勝回数も7回として、こちらも若い頃に憧れた会長を上回っている。

「彼はこの大会を創設した人物であり、大会をつくり上げるのは優勝より優れた功績だ。チャンピオンズはベルナベウが『レキップ』とともに創設したものであり、それはこのクラブの歴史の一部でもあるんだよ」

今季限りでの引退を表明しており、CLで優秀の美を飾ったMFトニ・クロースについては、どう考えているのだろうか。

「最も高い場所での引退こそ、彼が望んだことだ。彼は疑いの余地なく、レアル・マドリーの偉大な伝説の一人となるだろう」

ペレス会長は、現在のレアル・マドリーの強さとして、エゴの少なさを挙げている。

「全選手がチームのためにプレーしている。ときにヴィニシウス、ときにホセルがゴールを決めてね。全員が満足していて、まるで素晴らしい家族のような雰囲気がある。それこそがCLを勝ち取れる理由の一つだ。ほかを押しのけて主役になりたいという選手がいないんだよ」

ペレス会長は最後に、常勝軍弾であるレアル・マドリーにとっては、デシモキンタ(15回目のCL優勝)がデシモセクスタ(16回目のCL優勝)への「出発的」だと語っている。

「これはデシモセクスタへの出発点だ。ここからデシモセクスタへの道がスタートするんだよ」

「だからこそ、私たちはレアル・マドリーなんだ」

広告