Dayot Upamecano Bayern 2025Getty Images

バイエルンが「レアル・マドリーの新たな攻撃」を恐れる?契約満了迫る26歳DFとの交渉難航か

レアル・マドリーは、バイエルン・ミュンヘンDFダヨ・ウパメカノの獲得を狙っているようだ。

近年はキリアン・エンバペやアントニオ・リュディガー、トレント・アレクサンダー=アーノルドなど、ビッグネームを次々にフリーで獲得してきたレアル・マドリー。そして来夏に向けてセンターバックの補強を検討しているとされる中、バイエルンのフランス代表DFへの関心を強めているようだ。

スペイン『as』によると、レアル・マドリーはイブラヒマ・コナテ(リヴァプール)らとともに、ウパメカノをリストアップ。バイエルンとの現行契約は今季限りで満了するため、26歳DFの状況を注視しているという。一方で、バイエルン側もレアル・マドリーの関心に気づいている模様。「バイエルンは新たな攻撃を恐れている」と指摘した。

バイエルンは、契約満了1年前だったトニ・クロースを2500万ユーロと安価で、ダヴィド・アラバはフリーでレアル・マドリーに放出している。さらに『as』によると、先日2030年まで契約を更新したアルフォンソ・デイヴィスに関しても、当初の想定を遥かに上回る条件での契約を飲まざるを得なかったとのこと。これら選手との契約延長交渉の難航は、すべてレアル・マドリーの関心が原因となっているようだ。

そして今回、レアル・マドリーがウパメカノのフリー獲得に関心を強めていることに関して、バイエルンは「(契約延長しない)彼の状況はレアル・マドリーが影響しているのではないかと懸念しており、できるだけ早く交渉を確定させようとしている」とのこと。マックス・エーバル強化担当は先日、「多くのクラブの関心は驚きではないが、バイエルンのプロジェクトに納得してもらうために交渉を進めている」と話したが、こうした発言の裏にもレアル・マドリーの関心があると伝えられている。今後の動向に注目だ。

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