パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督は、ウスマン・デンベレをアーセナル戦に招集しないことを明かした。
キリアン・エンバペが退団した今シーズン、ここまでリーグ・アン無敗を継続して首位に立つPSGの中で輝きを放っているのがデンベレ。公式戦7試合で4ゴール4アシストを記録してチームの攻撃陣を牽引している。
しかし、デンベレはエンリケ監督とひと悶着があった模様。フランス『レキップ』によると、両者は3-1で勝利した27日のレンヌ戦で途中交代時に意見の食い違いがあり、これを受けて指揮官は同選手を1日のチャンピオンズリーグ(CL)アーセナル戦のメンバーから外すことを決めたようだ。
以下に続く
エンリケ監督はプレスカンファレンスでデンベレがアーセナル戦を欠場することについて「誰かしらがチームの期待に沿わなかったり、敬意を示さなければ、それは彼らがプレーする準備ができていないことを意味している」と話し、以下に続けた。
「私はすべての選手がプレーできる状態であることを望んでいるから、結果として彼をメンバーから外した。私はチームにとって最善になることを望んでおり、これが私の仕事だ。難しい決断を下さなくてはならないが、私が100%決めた決断であり、自分自身の決断に100%の自信がある」
「(デンベレの状況に関する詳細を問われ)私はいつだって正直だが、この件からメロドラマを作り出すつもりはない。我々にとって問題のないことだ。これは完全に選手の責任感に関することだ。私はチームにとって最善となる決断を下した」