名古屋グランパスは28日、浦和レッズに所属するDF佐藤瑶大が完全移籍で加入することを発表した。
現在26歳の佐藤はガンバ大阪でプロ生活をスタートさせ今季から浦和に加入。加入当初はDFアレクサンダー・ショルツとマリウス・ホイブラーテンの鉄壁コンビの台頭により出場機会を得れず。しかし、ショルツ移籍後に先発のチャンスを掴み、19試合に出場していた。
1年で浦和を離れる決断をした佐藤はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
◾︎ 名古屋グランパス
「浦和レッズから完全移籍で来ました、佐藤瑶大です。名古屋グランパスでプレーできることを光栄に思います」
「今シーズンのルヴァンカップに引き続き、来シーズンもリーグ、天皇杯、ルヴァンカップでタイトルを獲れるように名古屋グランパスの力になります!」
「自分のプレーをピッチで表現し、価値を証明し、皆さまに認めていただけるよう頑張ります」
「名古屋グランパスにとって必要不可欠な選手になり、日々成長したいと思います」
「よろしくお願いします!!」
◾︎ 浦和レッズ
「1年間という短い間でしたが本当にありがとうございました」
「今回の移籍は僕にとって簡単なことではありませんでした。僕にとって浦和レッズは、小さいころから埼玉スタジアムや駒場スタジアムへ応援しに行っていた憧れのチームであり、何より昔からずっとプレーしたいと思っていたチームだったからです」
「選手として聞く入場アンセムから試合中のファン・サポーターの応援、勝利の後のWe are Diamondsは何度聞いても僕の心を動かしてくれました」
「埼玉スタジアムで得点も決めたかったですし、タイトルも獲りたかったです」
「浦和レッズで成し遂げたかったことが、たくさんありましたが達成できませんでした」
「全部自分の実力不足だと思います」
「そんな浦和レッズでプレーできなくなることは寂しいですが、僕のことを必要としてくださっているクラブのために頑張りたいと思いましたし、2025シーズンで飛躍をするために何が必要か逆算した結果このような決断にいたりました」
「埼玉スタジアムに戻ってくるときは成長した姿で帰ってきます」
「今年1年間、僕を支えてくださったチームのスタッフや選手の方々、ファン・サポーターのみなさま、本当にありがとうございました。新天地で頑張ります」