ミランに所属するポルトガル代表FWラファエウ・レオンが30日、クラブ公式メディア『Milan TV』のインタビューに応じ、チームなどについて語った。
2019年夏にリールからミランに加入し、6年目のシーズンに臨む25歳のレオン。チームはポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカの下で再出発した今シーズン、スタートダッシュに出遅れたが、セリエA第5節で王者インテルに土をつけたことで大きな自信を得た。
「勝つことがミランであり、ファンも僕らも、常に勝つことを望んでいる。環境は素晴らしく、穏やかな気持ちでいる。当然、ダービーの勝利が大きな自信になった。このレベルを維持し、勝ち続けられるようにしたい」
レオンは、第3節のラツィオ戦においてクーリングブレイクでチームの輪に加わらず、批判の的に。前節のレッチェ戦では名門クラブの腕章を託され、現地では疑問の声も上がった。
「正式な主将は(ダヴィデ)カラブリアだが、彼がいない時はテオ(エルナンデス)、それから僕や(マイク)メニャン、(フィカヨ)トモリがいる。もちろん腕章を巻けることには最高に満足している。ミランのカピターノであることは光栄だ。このユニフォームを身にまとってプレーする時は、いつも責任を感じているが、腕章を巻けば、さらに責任感が増す」
「僕はあまり話をするタイプでなく、異なるリーダーだと思っている。だがミランで経験がある。ここへ来て6年目になるので、より若い選手のサポートをすることだってできる。僕はスクデットも獲得したんだ。ピッチにおいてチームに大きく貢献できると思っている」
ミランの10番は、指揮官から守備面を改善するよう求められていることを明かしつつ、同僚のFWアルバロ・モラタやFWタミー・エイブラハムに感嘆した。
「初日から監督に言われていることは、ゴールやアシストではなく、守備への意識だ。守備面においてより集中するよう求められていて、改善するためのサポートもしてもらっている。フォンセカにはかなり助けられているよ」
「モラタとエイブラハムは決して止まることがなく、戦い続ける。僕は2人の仕事なしにプレーできない。2人は攻撃において強いが、非保持の時の守備においても強い。みんなが2人に満足しているよ」