Manchester United v Liverpool - Emirates FA Cup Quarter FinalGetty Images Sport

「マンチェスター・Uで引退したかったけど…」31歳で現役引退のヴァラン、今夏のコモ移籍を振り返る

元フランス代表DFラファエル・ヴァラン氏は、マンチェスター・ユナイテッド時代を振り返った。

レアル・マドリーでチャンピオンズリーグ3連覇など4度のビッグイヤーを掲げたほか、3度のラ・リーガ優勝など数々のタイトルを獲得したヴァラン氏だが、その後2021年夏にマンチェスター・Uに加入。大きな期待とともに加入するもコンディション面で苦しむ時期もあったが、守備の要としてカラバオカップとFAカップ制覇に貢献し、3シーズンで公式戦99試合に出場している。そして今夏に退団し、セリエAのコモに移籍。しかし1試合ピッチに立ったものの、ケガの影響もあって9月末に現役引退を発表した。

フランス代表としても2018年ワールドカップ制覇を達成するなど、数々のタイトルを掲げたヴァラン氏。そんな31歳は、フランス『レキップ』でマンチェスター・U時代を振り返ると「マンチェスター・ユナイテッドでのラストシーズンが始まる時、僕は『ここでキャリアを終えたい。もう少し冒険を続けたい』と自分に言い聞かせていたんだ」と話し、以下に続けた。

以下に続く

「でも、そうはならなかったし、夏にはたくさんのことが起きたね。僕は何か特別なことを探していたし、それをコモで見つけた。ユナイテッドとはFAカップ制覇とともに終えたけど、クラブのプロジェクトが僕に適したものではないとわかっていたんだ」

「コモには素晴らしいプロジェクトがあり、エキゾティックや経済的なものではなく、人間として理にかなったプロジェクトだった。それに、週に1度だけプレーしたかったのもある。プレシーズンの後には家族もイタリアに来てくれたけど、7月11日に負傷した時に『これで終わりだ』と理解したよ」

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