マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督がクラブ首脳陣からのサポートを受けており、引き続きチームを指揮する見込みだ。イギリス『BBC』が伝えている。
2022年夏にアヤックスからマンチェスター・Uの新指揮官に就任したテン・ハーグ監督。以降、カラバオカップ制覇とFAカップ制覇を成し遂げ、6年間無冠の続いたクラブに2シーズ連続でタイトルをもたらした。
しかし、テン・ハーグ監督の下、マンチェスター・Uは昨シーズンにプレミアリーグ創設以降のワーストとなる8位フィニッシュに終わる。巻き返しを目指した今シーズンも、ここまで波に乗れず、29日にはホームでトッテナムに0-3の完敗を喫した。この結果、第6節を終えて勝ち点7の12位に沈み、クラブワーストタイのシーズンスタートになった。
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これを受け、指揮官には厳しい目が向けられはじめ、シーズン開幕から間もないものの、解任の可能性まで伝えられている。それでも、テン・ハーグ監督はトッテナム戦後に将来について問われて「私はそのこと(解任)について考えてはいない。この夏に全員でこの決断を下した」と強調していた。
『BBC』によると、ピッチ上でなかなか結果を残せないものの、マンチェスター・U首脳陣はテン・ハーグ監督を信頼している模様。少なくとも10月3日のヨーロッパリーグのポルト戦、6日のアストン・ヴィラ戦はチームを指揮する見込み。同メディアは「決定的な1週間」と伝え、同指揮官の進退を左右する重要な2試合になりそうだ。