リーズOBポール・ロビンソン氏は、田中碧の将来について語った。
今夏にデュッセルドルフからリーズに加入した田中。加入当初はベンチを温めていたが、イーサン・アンパドゥら中盤に負傷者が出たことで得たチャンスをつかむと、チャンピオンシップ(イングランド2部相当)15試合に出場、ハイパフォーマンスを披露して複数回マン・オブ・ザ・マッチに輝くなど、上位争いを繰り広げるチームの主力に定着した。
毎試合のように現地メディアやファンからも絶賛を集める田中だが、早くもステップアップの可能性が浮上。地元メディアではプレミアリーグ勢が関心を寄せていることが伝えられており、1月の去就にも注目が集まっている。
以下に続く
そんな田中について、リーズOBのロビンソン氏は『MOT Leeds News』で「プレミアリーグのクラブは間違いなく彼に注目するはずだ。しかし、1月の取引は実現しない。リーズの規模や立ち位置を考慮すると、イリア・グルエフやアンパドゥらが負傷していて、クラブは昇格を望んでいる。そんな話は出てさえいないよ」と話し、自身の考えを続けた。
「仮に彼を売却するとしたら、代役はどうするんだ?シーズンのこの段階で、リーズは一線を超えるために強化を目指すべきであり、最高の選手たちを売却すべきではない。先発メンバーの1人の売却について検討することなんてすべきではない」