ラツィオでは、MF鎌田大地のライバルのMFマテオ・ゲンドゥージの評価が急上昇しているが、イタリアメディア『メディアセット』は日本代表MFに対して同情的なコメントを寄せている。
ラツィオにフリーで加入した今季、セルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチの後釜として大きな期待を受けた鎌田。しかし遅れてゲンドゥージが加入すると、指揮官のサッリは中盤のバランスを踏まえてフィジカルに優れたフランス人MFを重用し、日本代表MFの出場機会は激減した。
12日に行われたローマダービーでも、ゲンドゥージは右インサイドハーフのポジションで先発すると存在感を示し、イタリアメディアから高評価を受けた。寸評では「サッリの中盤で最もクオリティのある選手ではないが、最も万能な選手であることは確かだ。運動量、闘争心、前線への飛び出しがあり、さらに技術も悪くない。ルイス・アルベルトにゴールデンボールを供給したが、スペイン人がこれを無駄にした」などと綴られており、鎌田のライバルの評価はますます高まっている。
右IHのポジション争いに敗れ、左IHのバックアッパーとしての位置づけとなった日本代表MFだが、同ポジションで不動のルイス・アルベルトも高評価を維持。イタリアメディアは特にダービーの前半のパフォーマンスについて「偉大なクオリティ」と賛辞を贈った。
一方、リーグ戦で約2カ月にわたってベンチスタートが続き、ダービーではこれまでとは異なる左ウィングで82分から起用された鎌田。イタリア紙は「終盤に決定的なプレーはなかったが、客観的に見て、実際に効果的なパフォーマンスを示すにはプレー時間が少なすぎる」と綴り、現実的にこれほど短時間の出場では活躍が難しいと同情した。




