ユヴェントスのフットボール・マネージングディレクターを務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューでチアゴ・モッタ監督や昨夏の新戦力に言及した。
チャンピオンズリーグ敗退に続いて、コッパ・イタリアでも降格圏のエンポリにPK戦で屈し、準々決勝敗退に終わったユヴェントス。チアゴ・モッタ監督の周辺が騒がしくなる中、ジュントリ氏がプロジェクトを支持する姿勢を示した。
「ユーヴェはリーグ戦で4連勝中だったので、昨日の試合(エンポリ戦)はほとんど説明のつかないものだった。このようなパフォーマンスになることは考えていなかった。非常に残念であり、少し腹も立っている」
「昨夏にスタートしたプロジェクトが重要なものであり、多くの若手に出場機会を与えることで価値を生み出していると確信している。このプロジェクトが正しいと確信しているが、困難に直面することもあるだろう。負傷者が続出したことで状況がより深刻になったが、正しい道にいると自覚している。将来、素晴らしい満足感を得られるはずだ。したがってモッタの去就は議論に付されていない」
一方で、昨夏に獲得したトゥーン・コープマイネルスやニコ・ゴンサレス、ドウグラス・ルイスの3人はレギュラーの座を確保しているとは言い難く、期待に応えられていないと批判も上がっている。『スカイスポーツ』は「これまで大きく失望させられた」と指摘しジュントリ氏に説明を求めると、ユーヴェ幹部はこう答えた。
「多くの選手を獲得して、チームは大きく変わった。過去に所属クラブで素晴らしいパフォーマンスを見せてきた世界レベルのプロフィールに投資をした。今後、ユヴェントスにおいても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると確信している」




