haaland gabrielGetty Images

「ガブリエウにハグされたり、キスされていたから…」ペップ、「謙虚でいろ」発言のハーランドを擁護

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、アーセナル戦を前にFWアーリング・ハーランドについて語った。

近年プレミアリーグのタイトル争いを牽引してきたマンチェスター・Cとアーセナル。過去2年間は首位の座を明け渡す期間が長かったものの、いずれのシーズンもマンチェスター・Cが逆転で優勝を果たしている。こうした影響から近年両チームのライバル関係は高まっており、劇的なドロー決着となった今季最初の対戦(第5節:2-2)の後にはハーランドの振る舞いが大きな話題となった。

試合中にはアーセナルDFガブリエウの頭にボールをぶつけた他、試合直後に相手指揮官ミケル・アルテタ監督に対して「謙虚でいろ」と発言していたハーランド。同胞のアーセナル主将マルティン・ウーデゴールは「時には少し熱くもなるけど、ピッチを離れればそれで終わり。あまり考えないよ」と話していたが、2日に今季2度目の対戦を控える中でマンチェスター・Cのエースには再び大きな注目が集まっている。

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そうした中で、グアルディオラ監督が会見で言及。前回対戦でのハーランドについて、「アーリングにとって簡単な試合じゃなかった。アーセナルは良い意味で、多くの点でフィジカル的だからね」としつつ、冗談交じりにDFガブリエウとの対戦が影響を与えたと語った。

「90分間ずっと、ガブリエウは彼を押したり、抱きしめたり、キスをしていたんだ。プレミアリーグはそういうものだね。自分自身をしっかりと守らなければならないんだ」

「(前回対戦の振る舞いで)今、アーリングへの裁定が求められているって? 信じられないよ。試合終了直後は非常に感情的だったんだ」

また指揮官は、「彼が感情をコントロールできていることに驚いている。いつも彼は引き倒されているが、審判はプレーを続けている。何回も、何回もね。それでも彼は決して文句を言わない。信じられないほど素晴らしい振る舞いだよ」と擁護した。

現時点でマンチェスター・Cは勝ち点41の4位、アーセナルは同47の2位につけている。今回の大一番の結果は、今後の上位争いに大きな影響を与えることになりそうだ。

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