Xavi HernandezGetty Images

ジローナに4失点敗北のバルセロナ…チャビ「彼らは勝利に値した。が、私たちが勝っても正当だった」「バルサはまだチームを構築中」

10日のラ・リーガ第16節、バルセロナはホームでのジローナ戦を0-4で落とした。チャビ・エルナンデス監督は、どちらが勝ってもおかしくなかった一戦と振り返っている。

今季ラ・リーガで旋風を巻き起こしているジローナとの直接対決に臨んだバルセロナ。12分にドフビクの先制点を許したホームチームは、その7分後にレヴァンドフスキが同点弾を記録したものの、40分にミゲル・グティエレス、80分にヴァレリにネットを揺らされて突き放される。92分にはギュンドアンがゴールを決めて1点差に詰め寄ったが、その3分後にストゥアニにもGKイニャキ・ペニャを破られて、結局2点差で試合終了を迎えた。

勝ち点を41としたジローナは前日にベティスと引き分けたレアル・マドリーに2ポイント差をつけて首位に浮上。一方バルセロナは勝ち点を34から伸ばせず、首位ジローナに7差、マドリーに5差をつけられ、さらに同日にアルメリアを下したアトレティコ・マドリー(1試合未消化)に同勝ち点で並ばれて、得失点差で3位の座を譲っている。

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試合後会見に出席したチャビ監督は、ディテールが勝敗を分けたとの見解を示している。

「ジローナが成し遂げていることはまさに凄まじい。彼らは首位に立っている。私たちには勝ち点7差をつけているが、ふさわしいと思っているよ」

「今日の試合は均衡していた。バルサが勝っていたとしても、同様に正当な結果だったと言っているだろう。たしか、私たちは31本のシュートを放ったと思う」

「おそらく守備面でのミスが響いたのだろう。そう、ディテールの問題だよ。相手は素晴らしいチームで、素晴らしいゲームプランを持っていた」

チャビ監督はまた、自身の率いるチームが現時点では「構築中」であることも強調した。

「厳しい打撃だよ。私たちは上との勝ち点差を2、1まで縮めることを期待していた。これがチームの現実ということだ」

「このバルサは構築中なんだよ。構築中であれば、こう言ったことも起こる。前進するために後退することもね。今日はコインの裏が出たが、表だって出たかもしれないんだ」

「今日はバルサの悪い試合だった、というわけではない。昨季だって厳しい打撃を受けたが、最後には2タイトル(ラ・リーガ&スペイン・スーパーカップ)を獲得したじゃないか」

「ジローナはこれまで見てきた中で、今季最高のチームだ。私たちにミスがあったということだが、これから改善していかなければならない。この前はアトレティコ相手に失点を許さず、今日は4点を取られた。これがフットボールなんだよ」

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