10月1日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節、バルセロナはホームにヤング・ボーイズを迎える。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は第1節モナコ戦(1-2)、ラ・リーガ前節オサスナ戦(2-4)の敗北にも、特別な重圧を感じていないことを強調している。
「何が重圧なのか、私には分からない。これが私たちの仕事であり、それぞれが自分の仕事に重圧を感じているものだろう」
「私たちは勝利しなくてはならず、いつだってそうするための重圧を感じている。モナコ戦の記憶はもう消去しなければならない。私たちは勝ち点を手にしていないが、今度はホームで試合を迎えることになる。チャンピオンズリーグに出場する権利を勝ち取った素晴らしいチームとね」
「私たちには勝つ自信がある。この試合と次の試合が大切で、フレッシュな足が必要となるだろう。(大幅なローテーションを敢行して敗れてた前節のことを踏まえてね」
バルセロナは負傷離脱していたMFフレンキー・デ・ヨングがようやく復帰する予定だ。
「彼がチームに戻れるのは素晴らしいニュースだ。たとえ5〜10分の出場時間だとしてもね。私たちにとっては素晴らしいことだよ。それにインターナショナルウィーク後も負傷していた2〜3選手が戻ってくるはずだ」
「フレンキーにとってもユニフォームに袖を通すのは大切な出来事のはずだ。チャンスがあればプレーさせられると思っている」
4失点したオサスナ戦で、バルセロナは高く設定されたDFラインの裏を度々突かれていた。フリック監督は、ボールを危ないところで失わないこと、守備でミスを犯さないことの必要性を訴えた。
「オサスナ戦ではミスをしてしまった。私たちはボールを持って、自分たちのクオリティーを示さなくてはいけない。選手たちはボール保持時にどう連係すべきか、どうプレーすべきかを知っている。個人レベルでそれぞれが何をすべきか、どう責任を負うべきかを理解しているんだ」
フリック監督はその一方で、アトレティコ・マドリー対レアル・マドリーで、レアル・マドリーGKティボ・クルトワに向けて観客が物を投げた件にも言及した。
「映像は見ていないし、何が起きたのかは知らない。しかしそんなことをした人の身元を特定し、スタジアムへの入場を禁じなくてはならない」
「難しい話だ。それはフットボールの一部ではない。ファンは応援をしなくてはならないんだ」
フリック監督はまた、9月30日にクラブオフィスに到着したGKヴォイチェフ・シュチェスニーについて言及。獲得が公になるまで、同選手について話す考えはないようだ。
「このチームにいない選手について話はしないし、現時点で彼はこのチームの選手ではない」
「彼と話をしたが、それ以上のことは言わないよ。今後数日の内に、彼は契約を交わすことになる。そのことについては土曜に話をしたいと思うが、今はノーだ」
フリック監督は長期離脱のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンに代わる正GKとして、イニャキ・ペーニャとシュチェスニーのどちらを起用するのだろうか。
「誰もレギュラーや1番目の選手になることは保証されていない」