フェイエノールト指揮官ファン・ペルシが今季6得点目の上田綺世を絶賛「今が最高の状態」…絶好調の理由にも触れる

【欧州・海外サッカーニュース】フェイエノールト（エールディヴィジ）の上田綺世は、フローニンヘン戦で得点を挙げてチームの勝利に貢献した。

フェイエノールトのロビン・ファン・ペルシ監督は、フローニンヘン戦で決勝点を挙げた上田綺世を称えた。

28日に行われたエールディヴィジ第7節でフェイエノールトは敵地でフローニンヘンと対戦。スコアレスで試合を折り返すと、50分に上田がジョーダン・ボスのクロスを頭で合わせて先制する。試合終了間際には相手選手が退場となり、数的有利に立ったフェイエノールトがこのリードを守り切って1-0で勝利した。

この試合で決勝点をマークした上田は、これで開幕7試合で6得点目となり、エールディヴィジ得点ランキングで単独首位に浮上。高い決定力を見せる日本代表FWについて、ファン・ペルシ監督は試合後に「多くの要素がウエダにとって決定的なものになっている」と話し、同選手の状態について語った。

「まず始めに、彼が良いプレシーズンを送ったことだ。これはすべての選手にとって良いパフォーマンスをするための土台になる。プレシーズンの序盤、我々のフォーカスはハイプレスで、彼は本当に広いエリアをカバーしなければならなかった。それにより、彼はとても良いコンディションになった。これは彼の基礎体力が開幕から最高の状態であることを意味している」

「その後、彼はこれとポゼッションプレーを組み合わせた。それはつまり、いつ、どのようにパスを受けるポジションを取るかということだ。彼のボールキープが向上したとも思う。これらは間違いなくチームにとって重要な要素だ。そして、彼には“ワタナベ（渡辺剛）”というプレゼントが与えられた。彼らには共通のフィーリングがあり、ワタナベにはこの面に対してのとてもポジティブな影響があると思う」

「ウエダの笑顔や明るさを見ることができると思うし、彼らはピッチ外で仲が良い。アヤセのことを以前から知っていたが、彼は今最高の状態だ。毎週で調子が良く、幸せなウエダが見られるし、チームも彼を上手く活かせている。ボスのクロスはとても良かったが、我々の取り組みの成果でもある。素晴らしいヘディングだった」

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