エヴァートンの林穂之香がマンチェスター・シティ戦で決勝ゴールを挙げて勝利に貢献した。
15日に行われたFA女子スーパーリーグ第10節でエヴァートンはホームでマンチェスター・Cと対戦。エヴァートンの林は中盤の左サイドでスタートからピッチに立ち、マンチェスター・Cの長谷川唯と藤野あおばが先発出場し、山下杏也加はベンチスタートに。
首位チェルシーがポイントを落としたことで勝ち点差を縮めるチャンスが訪れた2位マンチェスター・Cに対して、ホームのエヴァートンが序盤からチャンスを作る。そして31分、サラ・ホルムガードの右サイドからのクロスにルーシー・グラハムが頭で合わせてエヴァートンに先制点をもたらす。
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さらにその8分後、林が追加点をマーク。カウンターからメリッサ・ローリーのクロスをファーサイドで受けた日本女子代表MFは、ペナルティエリアの浅い位置から右足を振り抜く。シュートは相手DFの足に当たり、ゴール左隅に吸い込まれた。なお、このゴールは林にとって今シーズン2得点目となった。
後半に入ると、2点を追うマンチェスター・Cが攻勢を強めるが、堅いエヴァートン守備陣をなかなか崩せない。それでも、藤野との連携からペナルティエリアに侵入した長谷川が倒されてPKを獲得。このPKを89分にメアリー・ファウラーが落ち着いて沈めてマンチェスター・Cが1点を返す。
試合はこのまま終わり、林が得点を挙げたエヴァートンがマンチェスター・Cを2-1で下した。