Jarrad Branthwaite Everton 2023-24Getty

163億円でようやく放出検討?エヴァートン、マン・U関心のブランスウェイト要求額の引き下げ応じずか

エヴァートンは、イングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイトの移籍金要求額を引き下げるつもりはないようだ。

2022-23シーズンにレンタルで加入したPSVで結果を残すと、昨季からエヴァートンのトップチームで主力に定着、プレミアリーグ35試合に出場したブランスウェイト。その活躍が評価され、今年6月にはイングランド代表デビューも飾った注目の若手DFである。

そんな22歳DFに対し、先日からマンチェスター・ユナイテッドが獲得に動いていることが伝えられている。『The Athletic』によると、最初のオファーは3500万ポンド+800万ポンド(総額約87億円)、2度目のオファーは4500万ポンド+500万ポンド(総額約102億円)だったようだが、いずれもエヴァートンが断ったようだ。

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そしてエヴァートン側は、ブランスウェイトの評価額を満額支払わない限り放出を検討すらしない模様。すでにその意思をマンチェスター・Uへ伝えたという。具体的な金額は明らかになっていないものの、ハリー・マグワイア(8000万ポンド:マンチェスター・U)やウェズレイ・フォファナ(7500万ポンド:チェルシー)、ヨシュコ・グヴァルディオール(7700万ポンド:マンチェスター・シティ)など、近年のトップDFの移籍金を基準として考えていると伝えられている。

また『The Athletic』は、エヴァートンは先日から伝えられていたフリードキン・グループによる買収が破談になったことで、再び財政的に不安定な状況に陥ったと指摘。それでも、ベルギー代表MFアマドゥ・オナナのアストン・ヴィラ移籍が迫っていることで資金調達の必要性が減っているという。仮にさらなる資金が必要になった場合は、ブランスウェイトではなく、ドミニク・カルヴァート=ルーウィンらの放出を優先することになるようだ。

なお、マンチェスター・U側は依然としてブランスウェイトに関心を持っているようだが、エヴァートンが要求額を下げない限り獲得は難航すると伝えられている。

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