絶好調のセルティックFW前田大然は、クラブ公式チャンネルでのその要因やチームについて語った。
今季は開幕から絶好調で、公式戦36試合で22ゴール8アシストを記録する前田。特に2月に入ってからは圧巻のプレーを見せており、公式戦5試合で7ゴールを奪うなど、古橋亨梧が退団した後のチームを支えている。
そんな27歳の日本代表FWは、『セルティックTV』で「チームが好調で、僕に得点できるチャンスを作ってくれているだけだと思います」と謙虚な言葉を口に。そのうえで、チームの成功が最優先だと語った。
「まず第一に、チームが試合に勝つことが最優先です。できる限り多くのゴールやアシスト決めて、それに貢献することだけに集中しています」
前田は、先日のバイエルン戦(1-2)でもネットを揺らすなど、今季チャンピオンズリーグで4ゴールをマーク。これはヘンリク・ラーション氏やクリス・サットン氏らレジェンドを上回り、1シーズンにおけるセルティックの最多得点者となっている。本人はその記録を喜びつつ、バイエルン戦を振り返った。
「個人的にはあまり意識していませんでしたが、今シーズンは試合が多かったのもあると思います。そうは言っても、素晴らしい記録ですね」
「もちろんバイエルンはトップレベルのチームですが、ホームでは最低でも引き分けが必要でした。とはいえ、アウェーゲームを前に0-2と1-2ではまったく違います。ホームでのあの1点は本当に大きかったですね」
そして、前田の直近のパフォーマンスは愛娘からの助言があったからかもしれない。セルティック公式HPは「ピッチ上の成功の秘訣は、ピッチ外のインスピレーションからかもしれない」と指摘。本人はインタビュアーから「その金髪スタイルはファンにも大好評だよ!」と問われると、こう語った。
「娘が『坊主はイヤ』と言って、『この髪型にして』と言ったんで……娘にもう頭は上がりません」
セルティックは18日、チャンピオンズリーグ決勝トーナメント進出をかけ、バイエルンとのプレーオフ・セカンドレグに挑む。