クリスタル・パレスの鎌田大地がリヴァプール戦においてのクラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出された。
27日に行われたプレミアリーグ第6節でクリスタル・パレスはホームでリヴァプールと対戦。9分にイスマイラ・サールの得点で先制したクリスタル・パレスだが、押される展開が続く中、87分に失点。それでも、後半アディショナルタイムにエディ・エンケティアが劇的な勝ち越し弾を決めて、2-1でリヴァプールを下した。
無敗同士の対決を制して、勝ち点12の3位に浮上したクリスタル・パレスは、この一戦後にクラブのプレイヤー・オブ・ザ・マッチを選出するファン投票を実施。その中で、鎌田が30.6％の得票率を記録し、決勝点のエンケティア（17.5％）や先制点のサール（9.5％）らを抑えてプレイヤー・オブ・ザ・マッチに輝いた。
リヴァプール戦で重要な役割を担った鎌田は、試合後に『パレスTV』で「僕たちは良いパフォーマンスをしましたし、特にエディのゴールにより、僕たちは勝利にふさわしかったです。エディはこの得点に値しました」と話し、エンケティアを称え、この試合を振り返った。
「僕たちみんなが彼の得点を喜んでいます。彼はパレスで難しい時間を過ごしていましたけど、たくさんトレーニングして、ハードワークしていたことを僕たちみんなが知っています。僕たちは家族のようなもので、彼のゴールをみんなが喜んでいます」
「僕たちは（前半に）最低でもあと1点や2点を決めるべきだったと思います。彼らは現在の世界最高のチームの1つで、僕たちは前半にあれ以上得点できなかったので、後半はもちろん僕たちにとって難しい試合になりました。でも、これがフットボールであり、僕たちは勝利したので、何も問題はありません」
また、開幕6試合を終えて無敗の続く現状について、鎌田は「僕たちは次の試合のことだけを考えないといけません。常に次の試合のことだけに集中すべきです。無敗だと言うことを考えるべきではないとも思います。まだ負けていませんし、次の試合に向けて準備するだけです。僕たちは自分たちのやるべきことをやらないといけないです」と次戦を見据えている。