チェルシーは、フラムDFトシン・アダラビオヨの獲得に迫っているようだ。
今季は長く苦戦を強いられながらも最後はプレミアリーグ5連勝で6位フィニッシュ、来季のカンファレンスリーグ出場権を獲得したチェルシー。しかし、シーズン終了後にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の退任が決定、さらにチアゴ・シウバも契約満了を持って退団するなど、今夏も大きな動きが予想されている。
そんな中、早速新選手の獲得に近づいているという。『The Athletic』によると、今季限りでフラムとの契約が満了するアダラビオヨにオファーを提出。契約成立はまだだが、交渉は大きく進展しているようだ。
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マンチェスター・シティの下部組織出身であるアダラビオヨは、トップチームでの出場機会に恵まれず、2020-21シーズンからフラムでプレー。すると同クラブで公式戦132試合に出場、今季はケガもあったがリーグ戦20試合に出場した。そのパフォーマンスは現地でも高く評価されており、ニューカッスルやウェストハム、トッテナム、モナコなども関心を示していたという。
なお、チェルシーの新指揮官就任が濃厚とされるエンツォ・マレスカ監督は、マンチェスター・Cのアシスタントコーチ時代にアダラビオヨを指導した経験を持っている。移籍が成立した場合、再び同じクラブで戦うことになりそうだ。過去2シーズンで29人の新加入選手が加わったチェルシー。今夏もスカッドが大きく入れ替わるのだろうか。