チェルシーのマウリシオ・ポチェッティーノ監督は、敗れたエヴァートン戦後に来年1月の移籍市場での補強を示唆した。
10日に行われたプレミアリーグ第16節で、チェルシーは敵地でエヴァートンと対戦。54分にエヴァートンに先制点を許すと、その後は猛攻を仕掛けたものの、後半アディショナルタイムに追加点を奪われて万事休す。0-2で敗れている。
これでリーグ戦連敗、今季7敗目(5勝4分け)を喫したチェルシー。さらにエヴァートン戦では、主将リース・ジェームズとGKロベルト・サンチェスが負傷交代を強いられており、状態に心配の声が上がっている。
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試合後、ポチェッティーノ監督はイギリス『BBC』でジェームズについて「ハムストリングに違和感を感じていた。また新たなケガを抱えるのは良いことじゃないね。我々にとって重要な選手だ」と語った。
現在プレミアリーグで12位と苦しい戦いが続くチェルシー。指揮官は、1月の移籍市場での補強の可能性も示唆している。
「フットボールは点を取るスポーツであり、我々はゴール前で決定的ではなかった。本当に、本当にがっかりしている。獲得するに値する勝ち点を得ることができなかったんだ。我々のほうが優れていたと感じたが、求めていたものを手にすることができなかった。勝利を目指して戦った試合だった」
「我々が確認しなければならない問題があり、現実を分析する必要がある。話し合う必要があり、次の移籍市場で改善を目指す必要があるよ」
今年夏の移籍市場では、選手獲得に約4億7000万ユーロ(約736億円)を費やしたとされるチェルシー。来年1月にもさらなる補強に動くのだろうか。