チャンピオンズリーグ(CL)で大敗を喫したセルティックについて、識者は厳しい見解を述べている。
1日に行われたCLリーグフェーズ第2節で、ドルトムントと敵地で対戦したセルティック。9分に前田大然がCL2試合連続ゴールを挙げたものの、守備が崩壊。前半だけで5失点を喫すると、後半にも2点を奪われ、そのまま1-7で敗れている。
『Opta』によると、イギリスのチームが欧州主要大会で前半だけで5失点を喫したのは、1997-98シーズンのクンブラン・タウン(UEFAカップウィナーズカップ)以来26年ぶりのことに。またブレンダン・ロジャース監督は、CLで7失点して3敗目(バルセロナ、PSG)を喫した史上初の監督になったようだ。
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この結果について、セルティックOBであるボナー氏は『BBC Sportsound』で「現実が突きつけられたね。忘れがたい夜だ。控えめに言っても恥ずかしいものだよ」と嘆いている。
「すべては、セルティックの守備の組み立て方と構造に帰結する。そしてミスだね。ミスは緊張によってさらに悪化したよ。そして忘れてはいけないのは、(GKカスパー)シュマイケルが6本ほど素晴らしいセーブをしたということだ。全部は数えられないけどね」
また、『BBC』のスコットランド担当チーフ記者であるトム・イングリッシュ氏も「対応は甘く、何も学んでいないようだ。ロジャース体制で見てきたとんでもない失敗。ヨーロッパでの戦いは悪化しており、こんなやり方でプレーするのは甘すぎる」と辛辣に指摘している。