ドルトムントは22日、5月1日からスヴェン・ミスリンタート氏がテクニカルディレクター（TD）として復帰することを発表した。
ドルトムントでは2006年にチーフスカウトに就任したミスリンタート氏はその目利きから“ダイヤモンド・アイ”の異名を持つ敏腕スカウト。ロベルト・レヴァンドフスキや香川真司といった現リヴァプールのユルゲン・クロップ監督の下で2連覇を達成したチームの主要メンバーを発掘した当事者と言われ、以降も、同クラブにピエール＝エメリック・オーバメヤンやウスマン・デンベレ、シュトゥットガルト時代も遠藤航や伊藤洋輝らといった有望な選手たちを数多く連れてきた。
2017年12月に同クラブを去り、アーセナルでヘッド・オブ・リクルートメントを務めた後、シュトゥットガルトやアヤックスでスポーツディレクターを務めてきたが、この度復帰することとなった。発表によると、ミスリンタート氏は今後TDとして「スカッドプラニング」を担当することが伝えられている。
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なお、2021年1月からアカデミーディレクターを務めたラース・リッケン氏は今後クラブの競技部門の責任者に。同じく元選手であるセバスティアン・ケール氏は引き続きスポーツディレクターを務めるとのことだ。
