ブレーメンに所属するGK長田澪は、1日のヴォルフスブルク戦に出場する可能性が浮上している。
欧州での登録名は“ミオ・バックハウス”の長田はドイツ人の父親を持つ日独ハーフGK。U-20ドイツ代表では正守護神を務める20歳GKだが、ブレーメンでは正GKミヒャエル・ツェッテラーの控えとして出場機会は与えられていない。
しかし、ブレーメンのチーム内ではツェッテラーを含む4人のメンバーが感染症で2月27日の練習を欠席。同日に、ホームでの第24節ヴォルフスブルク戦に向けた記者会見に臨んだオーレ・ヴェルナー監督はその4人について「土曜日まで回復できるかまだわからないが、今のところ楽観視している」と話した。
一方で、同監督は長田がゴールマウスを守る可能性については「スカッド全員が常にプレーする準備ができていなければならない」と強調。「彼は2番手の役割を期待通りに果たしてくれている。トレーニングでもよく働いている。もしプレーすることになれば、彼は準備ができていると思う。ただ、我々はそれでもツェッティ(ツェッテラー)が土曜日にプレーできることを願っている」と続けた。
なお、ブレーメンは今年に入ってからリーグ戦では1勝2分け5敗、ミッドウィークのDFBポカール準々決勝でも3部アルミニア・ビーレフェルト相手に敗退と深刻な不振に陥っている状況。そんな中、長田はブレーメンでの公式戦デビューを飾ることになるのだろうか。




