チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節でバイエルンとパリ・サンジェルマンが対戦した。
バイエルンは11位、PSGは26位とともに苦戦する両チーム。ホームのバイエルンが押し込み、7分にはヨズア・キミッヒの絶妙な浮き球を受けたジャマル・ムシアラがエリア内から右足を振り抜く。しかし、GKサフォノフが好セーブでしのぐ。
PSGは右サイドのウスマン・デンベレを突破口にチャンスを作りかけるが、バイエルンの体を張った守備で得点を許さない。28分には左サイドからキングスレイ・コマンが単独で突破。切り込んで左足でシュートに至るも、枠を捉えきれない。それでも38分、キミッヒのインスイングのコーナーキックがゴールへ向かうと、GKのパンチングは不十分に。キム・ミンジェが頭で押し込み、バイエルンが先手を取った。
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後半に入ってもバイエルンのペースが続く中、57分にPSGに痛手。シュートをブロックされカウンターを阻止しようとしたデンベレが2枚目のカードを受けて退場処分に。1点ビハインドで10人となってしまった。
数的優位のバイエルンは余裕を持てるようになり、67分には左サイドの崩しからケインの落としをコマンが狙う。フリーでシュートを放ったが、力んでふかしてしまう。
74分にも中央で受けたムシアラが右足を振り抜く。ゴール右を突いたが、GKサフォノフが指先でかすめ、ボールはポストにはじかれた。77分にはムシアラに代わってトーマス・ミュラーが入っている。
試合はバイエルンが逃げ切り、1-0で勝利。PSGは5試合で4ポイントといまだプレーオフ圏内にも入れず、敗退危機に瀕している。