バイエルン・ミュンヘンがブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督とドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督をトップターゲットにしているようだ。ドイツ『スカイ』が伝えた。
2023年3月にナーゲルスマン監督の後任としてバイエルンの指揮官に就任したトーマス・トゥヘル監督。昨シーズンは逆転でのブンデスリーガ優勝を成し遂げたものの、今シーズンはDFBポカールから早々に敗退し、リーグ戦ではレヴァークーゼンの独走を許すなど振るわず、2月に今シーズン終了後の退任を発表した。
これを受け、バイエルンはトゥヘル監督の後任探しに着手。当初はレヴァークーゼンのシャビ・アロンソ監督に強い関心を寄せると考えられていたが、同指揮官は先週に続投を発表して憶測に終止符を打ち、今夏の招聘は実質的に不可能となった。
そんなバイエルンは、現在2名の指揮官を新たにトップターゲットに据えている模様。『スカイ』のフロリアン・プレッテンベルク氏は『X』でバイエルンがオーストリア代表のラルフ・ラングニック監督に関心を寄せている報道とともに、ナーゲルスマン監督とデ・ゼルビ監督を最有力候補として考えていることを伝えた。
「ラルフ・ラングニックは今夏にトゥヘルの代役を務めるためのリストの候補の1人だったから、バイエルンの首脳陣が面談したコーチの1人だった。バイエルンはラングニックを評価しているが、デ・ゼルビとナーゲルスマンが現在のトップ候補のままだ。ナーゲルスマンは一定の条件下での帰還に前向きだ。デ・ゼルビは自身がバイエルンで挑戦できることを信じている!交渉は続いている。まだまだ続きがありそうだ」
なお、バイエルンのトップターゲットの1人であるデ・ゼルビは先日に「私には契約があり、将来についてまだ決めてはいない」と発言。一方のナーゲルスマン監督に対しては、ドイツサッカー連盟がEURO2024後もチームを指揮するための新たな契約を準備していると伝えられている。