現役時代にバルセロナで主将を務めたチャビ・エルナンデス氏は、元チームメイトであるFWリオネル・メッシを絶賛している。
2004年にバルセロナでデビューを飾って以降、驚異的なパフォーマンスを見せ続けてきたメッシ。バルセロナでは4度のチャンピオンズリーグ制覇を達成した他、2023年夏から在籍するインテル・マイアミでもクラブ史上初のタイトルやレギュレーション最多勝ち点記録樹立の立役者に。アルゼンチン代表としてもワールドカップ制覇やコパ・アメリカ連覇など、キャリアで数々のタイトルを手にしてきた。
史上最多8度のバロンドールに輝くなど、史上最高の選手の1人として語られるメッシ。元チームメイトであるチャビ氏は、37歳となった今でも世界最高だと考えているようだ。『FIFA』で自身の考えを語った。
「(観戦するのが最も楽しい現役選手は?)今でもレオ。レオ・メッシ。バルセロナの勝利を見るのも楽しいし、世界中の選手を見るのを楽しんでいる。だが、私にとってはその才能において今でもメッシがNo.1だ」
「おそらく、バルサと(スペイン)代表チームの違いはメッシだった。代表チームにはメッシがいなかった。私たちには、あのような違いを作れる選手がいなかった。だからこそ、よりチームワークを重視しないといけなかった。それでも、私たちは成功をつかめたね。EURO、ワールドカップ、そしてEURO。それに、私たちがすべてを成し遂げたバルセロナにも最高の世代があった」
また、現役時代の2009年と2011年にクラブ・ワールドカップ優勝を成し遂げたチャビ氏は、新たに32クラブが出場する2025年の同大会についても語った。
「多くの理由でエキサイティングな大会になると思う。常にハイレベルなヨーロッパのフットボールだけではない。世界中の異なるクラブにとってのチャンスでもある。世界中のクラブにとってのターニングポイントとなり、素晴らしいチャンスになるだろう」
「私はクラブと代表チームで世界王者になる機会に恵まれた。クラブ世界王者になるとき、世界の頂点に立ったように感じるものだ。オセアニアや南米、北米のチームと対戦したことは本当に最高の経験だった」