Lewandowski Barcelona Young Boys Getty

バルセロナまたも大量得点!レヴァンドフスキやハフィーニャ弾など5発でCL初勝利…アンス・ファティ&F・デ・ヨングも出場

10月1日のチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第2節、バルセロナはホームでのヤング・ボーイズ戦で5-0の大勝を収めた。

CL第1節モナコ戦では南野拓実にエリック・ガルシアの退場を誘発されて1-2の敗戦を喫したバルセロナ。ローテーションを敢行した前試合オサスナ戦で2-4と今季2敗目を喫したこともあり、このヤング・ボーイズ戦では勝ち点3がほしいところだ。

フリック監督はオサスナ戦でベンチスタートとしたヤマル、ハフィーニャ、イニゴ・マルティネス、バルデを先発復帰させて、GKイニャキ・ペーニャ、DFクンデ、クバルシ、イニゴ・マルティネス、バルデ、MFペドリ、カサード、ヤマル、ハフィーニャ、フェラン、FWレヴァンドフスキをスタメンとしている。

以下に続く

直近2試合のヘタフェ戦(1-0)、オサスナ戦で苦戦したバルセロナは、まるで今季繰り返してきた大量得点に飢えていたように前半からゴールを決めていった。ボランチのペドリ、トップ下のハフィーニャ、右ウィングのヤマルを中心に右サイドからヤング・ボーイズを攻め立てると、8分に先制点を獲得。流れるような動きとパス回しでゴール前まで詰め寄ると、ヤマルの縦パスから右サイドを抜け出したハフィーニャがボールを折り返し、レヴァンドフスキがボールを押し込んだ。

バルセロナは34分に加点。CKの流れからペドリがシュートを放ち、DF2枚に跳ね返ったボールをハフィーニャが枠内に蹴り込む。その3分後にはペドリのクロスからI・マルティネスがヘディングシュートを決め、3点差として試合を折り返した。

後半も終始ペースを握るバルセロナは、51分に4点目を獲得。ハフィーニャのCKをファーのI・マルティネスがヘディングで折り返し、これを中央のレヴァンドフスキが押し込んで、この日2点目を決めた。ポーランド人FWは、今季公式戦10試合9得点の暴れっぷりだ。

フリック監督はその後に選手交代を敢行し、長らく負傷していた選手たちを起用していく。まず63分、クバルシをフォルトに代え、そしてペドリの代わりにアンス・ファティを今季初起用。さらに75分にはレヴァンフドフスキ&ヤマルとの交代でパウ・ビクトール、さらに昨季途中から負傷離脱していたフレンキー・デ・ヨングをピッチに立たせた。ファティとF・デ・ヨングはともに観客から大喝采を受けている。

バルセロナは81分に5点目を獲得。バルデのグラウンダーのクロスを放つと、カマラがクリアし損ねたボールが枠内に転がっている。フリック監督は直後、I・マルティネスが腰を痛めた様子で交代を求め、17歳のCBアンドレス・クエンカをトップチームデビューさせている。

バルセロナは91分、高過ぎたDFラインをモンテイロに突破されて1点を返されたかに思われたが、オフサイドの判定でゴールは認められず。結局、ヤングボーイズのゴールを最後まで許さず、5点リードのまま試合終了のホイッスルを迎えている。

ペドリが抜群のテクニックを駆使して2〜3列目でゲームをつくり、ハフィーニャが精力的にどこにでも顔を出してプレーに関与し、ヤマルが左サイドから切れ味鋭いドリブルで仕掛け、そしてレヴァンドフスキが抜群の決定力で仕留める……またもキーマンたちが輝いたフリック・バルセロナは、ラ・リーガ第4節バジャドリー戦(7-0)、第5節ジローナ戦(4-1)、第6節ビジャレアル戦(5-1)に続く4得点以上での勝利と、抜群の強さを誇示し続けている。負傷者たちも復帰し始めており、ここからさらに勢いを増しそうだ。

広告