Unai Emery Mikel Arteta splitGetty/GOAL

アーセナルは昨季エメリ監督なら優勝できた?OBが持論「アルテタは大好きだけど…」

アーセナルOBトニー・アダムス氏は、現在アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督を称賛している。

昨シーズンはプレミアリーグで250日近く首位に立っていたが、リーグ戦最後の9試合で3勝3分け3敗と苦しみ、マンチェスター・シティに優勝を譲ることになったアーセナル。リベンジに燃える今季は13試合を終えて勝ち点30を獲得、2位マンチェスター・Cに1ポイント差の首位に立っている。

そんなアーセナルについて、チームのレジェンドであるアダムス氏が『talkSPORT』で昨シーズンを回想。現在指揮を執るミケル・アルテタ監督ではなく、2018年5月~2019年11月まで率いたエメリ監督であれば優勝できたかもしれないと持論を展開した。

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「ちょっと変な話かもしれないが、昨シーズンの監督がエメリであれば我々は優勝できたかもしれない。彼がそのポジションにとどまらなかったのは理解しているし、アーセン・ヴェンゲルの後を継ぐのは困難だったこともわかっているけどね」

「(アルテタは)昨シーズン、優勝を果たすために少しミスがあったと思う。私は彼を愛しているよ。あの情熱、熱意は大好きだ。だが常々言ってきたが、少し経験が浅いとも思う。だからこそ、スタッフの中にもう少し経験のある人物を入れる必要がある。我々はみな間違いを犯すし、完璧ではない。おそらく、彼は十分にローテーションしなかったのだろう。ブカヨ・サカのように、力を失いかけた選手もいたしね。ただ、うまくやっているとは思うよ」

2019年末にアーセナルの指揮官を解任されたエメリ監督だが、その後ビジャレアルで自身4度目となるヨーロッパリーグ優勝を達成。そして、昨年10月にアストン・ヴィラの指揮官に就任した。『BBC』によると、スペイン人指揮官はアストン・ヴィラでのプレミアリーグ38試合で勝ち点77を獲得、2023年はクラブ新記録となる22勝を達成するなど、見事な結果を残し続けている。

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