リヴァプールDFアンディ・ロバートソンが、過密日程について言及した。『The Athletic』が伝えている。
今シーズンから大きくフォーマットが変更となったチャンピオンズリーグ。グループステージ制が廃止され、出場クラブ数が36クラブに増加。1つのリーグの中で異なる対戦相手と8試合(ホーム4試合&アウェイ4試合)を戦うリーグフェーズがスタートしている。
さらに、来夏には32チームが参加するFIFAクラブワールドカップが予定されていることからスケジュールがよりタイトになり、各クラブが過密日程を強いられることに。マンチェスター・シティMFロドリはこの状況について選手たちが自らの手でストライキを起こす可能性もあると示唆していた。
選手の出場試合数が増えていることについて、リヴァプールGKアリソンは「もううんざり。選手の声に耳を傾けてもらう必要がある」と吐露、2日に控えているリーグフェーズ第2節ボローニャ戦を前にロバートソンは「選手たちは決して質問されることはないと思うし、そこに不満があるんだ」と自身の見解を述べ、警鐘を鳴らした。
「僕たちはみんな、サッカーをするのが大好きなんだ。 試合をするのが大好きなんだ。でも、試合が追加されたり、トーナメントが追加されたりしても、選手たちがそれについてどう思うか、どう感じるかを聞かれることはないと思う」
「僕たちに発言権があるようには思えない。選手はただそこに置かれるだけだ。僕たちは常にファンのためにショーをしたいんだ。お金に見合った価値を得てもらいたい。フットボールにとってファンがどれだけ重要かは分かっているけど、若手がオーバーワークになったりしているときは、それができないこともある」
「僕たちはこれを続けることになるだろう。他の人たちに議論してもらい、僕たちを助けようとして欲しい。試合を目の前にすると、ロッカールームにいるときは何も考えない…興奮するんだ。ただ試合に出て、全力でプレーする。でも、将来的には、選手たちを集めて彼らの意見も聞くのがベストだと思う」
「経験豊富なプロフェッショナルやキャプテンがたくさんいる。彼らは決して聞かれない。オフィスに座っている人ではなく、週ごとにそれを感じることができる人たちに尋ねるのが賢明だ」