ノッティンガム・フォレストがSNSに投稿した声明が物議を醸している。
21日に行われたプレミアリーグ第34節で、エヴァートンと対戦したN・フォレスト。残留争い中の両者による直接対決は、2-0でエヴァートンに軍配が上がった。しかし、N・フォレスト側はエヴァートンDFアシュリー・ヤングが絡んだ3つの判定(24分、前半AT直前、55分)に納得できず。公式『X』に以下のように投稿している。
「3つの最悪な判定、3つのPKが与えられなかった。我々としては到底受け入れられない。試合前にVAR担当がルートンのファンであることをPGMOL(プロフェッショナル・ゲーム・マッチ・オフィシャル・リミテッド=プロ審判協会)に警告していたが、彼らは変更しなかった」
この試合でVARを担当したのはスチュワート・アトウェル氏。17位のN・フォレスト(勝ち点26)と18位のルートン(勝ち点25)は1ポイント差の状況で残留を争っているが、N・フォレスト側はアトウェル氏がルートンのファンであり、それが判定に影響したと主張している。
試合後、ヌーノ監督は「この試合に限ったことではないし、クラブの気持ちは共有している。言い訳にはならないが、審判には満足していない」としつつ、「クラブがVARに満足していなかったという苦情を出したことは知っている。だが、PGMOLは別の方法を選択した。彼が他クラブのファンであるかは重要ではなく、VARは正確に評価する時間もある。私が知りたいのは、なぜ常に間違った決断がくだされてきたかということだ」と語った。
なおFA(イングランドサッカー協会)は、今回のN・フォレストの声明について調査を開始したことが伝えられている。