バルセロナは29日、スペイン人MFマルク・ベルナルとの契約延長合意を発表した。新たな契約は2029年夏までとなる。
スペイン『ムンド・デポルティボ』によれば、ベルナルは2024年9月、5億ユーロ(約871億2000万円)の契約解除金とともに2026年夏までの新契約を締結したが、2029年夏までの3年延長オプションを伴うものだったという。
ベルナルはバルセロナのカンテラ育ちで、190cmオーバーのサイズも魅力の守備的MF。昨季は序盤にシーズンを棒に振るヒザの大怪我を負ってしまったが、ハンジ・フリック監督によってラ・リーガ開幕から先発で使われ続け、今後が楽しみな存在として頭角を表す。
今月のリーガ第4節でようやく試合復帰。次のセルヒオ・ブスケツとしての期待も大きい18歳MFはクラブオフィスで「人生で最も特別で幸せな日。2年前にこれを言われたら、信じなかっただろうね。子供の誰もがこれを夢見る。そして、叶ったんだ」と喜びを語る。
今回の契約更新はキャリアにおける新たな一歩になるが、「今は一歩ずつ進み、様子を見ていかないと。長期の怪我から復帰したばかりだからね。全てはプロセスであり、急ぐ必要なんてない。最高のマルク・ベルナルはそのときにくれば現れる
また、「セルヒオ・ブスケツは僕にとってロールモデルだし、アイドルの1人。僕が怪我をしたときに手紙をくれて、とても嬉しかったよ。でも、誰もがそれぞれの道を歩むべきだ」とも話している。




