名古屋グランパスは5日、吉田温紀が愛媛FCへ育成型期限付き移籍、倍井謙がジュビロ磐田に期限付き移籍することを発表した。両選手ともに移籍期間は2026年1月31日まで。なお、名古屋と対戦するすべての公式戦に出場することができない。
現在21歳で名古屋の下部組織出身の吉田は、2022年に正式にトップチーム昇格。昨季は明治安田J1リーグで16試合1ゴール、YBCルヴァンカップで3試合1ゴール、天皇杯に1試合出場していた。
同じく名古屋の下部組織出身で現在23歳の倍井は、2024年に関西学院大学から正式にトップチームに入団。昨季はJ1リーグで25試合2ゴールを記録し、YBCルヴァンカップでは4試合、天皇杯には1試合出場していた。
今季は他クラブへレンタル移籍することとなった両選手は、名古屋と移籍先のクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。
■吉田温紀
・愛媛FC
「愛媛FCに関わる全ての皆様、初めまして、吉田温紀です! この度名古屋グランパスから期限付きで加入させて頂くことになりました。愛媛FCのために全力で戦います! 応援よろしくお願いします!」
・名古屋グランパス
「名古屋グランパスファミリーの皆さま、このたび愛媛FCに育成型期限付き移籍することになりました。トップチーム昇格後良い時もありましたが、なかなか上手くいかず、悔しい思いの方が多かったですが、ファミリーの皆さまと獲ったルヴァンカップ優勝はとても嬉しかったです。
また皆さまと喜び合えるように成長して帰って来ます!」
■倍井謙
・ジュビロ磐田
「ジュビロ磐田のファン、サポーターの皆さんはじめまして、倍井謙です。この度、名古屋から加入することになりました。この歴史あるクラブが必ず一年でのJ1復帰を果たせるよう、全力でプレーしていきたいと思います。皆さんで勝ち取りましょう! よろしくお願いします」
・名古屋グランパス
「このたび、ジュビロ磐田に期限付き移籍することになりました。自分が幼い頃から夢見て憧れていた豊田スタジアムでプレーすることができ、僕自身とても幸せでした。ただ、もっと立ちたかったのが正直な気持ちです。昨年一年を通して、グランパスファミリーの皆さんの声援がどれだけ偉大なものなのかをあらためて実感しました。もう一度自分を見つめ直して頑張ってきたいと思います。一年間ありがとうございました」