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レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、トニ・クロースに感謝を告げている。クラブ公式サイトが伝えた。
マドリーは6月1日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でドルトムントと対戦。試合は前半こそドルトムントの速攻に苦しみ、失点の危機を迎えたものの、GKティボー・クルトワの好守もあり無失点で試合を折り返すと、74分にはクロースのCKからダニ・カルバハルがゴールネットを揺らして先制。83分にはヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪って2-0で勝利し、通算15回目の欧州制覇、クラブ史上初の無敗での戴冠を成し遂げた。
今季限りでの現役引退を発表していたクロースは、この日がマドリーでのラストマッチに。先制点を演出するなどドルトムントの脅威になり続け、85分までプレーして有終の美を飾った。
そんなクロースに対してアンチェロッティがコメント。賛辞を贈ると共に、これまでのチームへの貢献に感謝を告げた。
「我々は彼にとても感謝している。彼は最高の形で終えた。これ以上はありえない」
「最後までやり遂げる勇気があった。レジェンドであり、とても幸せだった。マドリディスタはみんな、彼の功績に感謝している。プレーだけでなく、姿勢やプロ意識、真面目さにもね。彼はこの10年間、1日も休んだことがない」
「彼には、我々は君のことを待っているし、もし気が変わったら我々はそこにいる、と伝えてある」
なお、クロースはこの後、今夏に行われるEURO2024にドイツ代表として臨み、キャリアに終止符を打つ。