マンチェスター・シティは10日、プレミアリーグ第16節でルートン・タウンとのアウェー戦に臨んだ。
ここまで勝ち点9で降格圏の18位に沈むルートンと、前節のアストン・ヴィラ戦を落として4位に後退したマン・Cが対戦。リーグ戦4試合未勝利と調子を落としているマン・Cでは負傷のハーランドがメンバー外となり、最前線にはフリアン・アルバレスが起用された。
試合序盤からペースを掌握したマン・Cはフォーデンが立ち上がりにゴールに迫ると、18分にもロドリがGKのファインセーブを強いるミドルシュート。さらに27分にもフォーデンが枠内にミドルシュートを飛ばしたが、ここもGKカミンスキのファインセーブに遭う。
すると、前半終了間際にルートンがワンチャンスをモノにする。アディショナルタイム2分、右サイドからタウンセンドがクロスを入れると、これにファーサイドで合わせたアデバヨがヘディングシュートを叩きこみ、先制点をもたらした。
マン・Cは1点ビハインドで迎えた後半にギアを上げて攻めると、59分にFKからボックス右のアケの折り返しをルベン・ディアスがシュート。しかし、これはクロスバーに阻まれる。それでも、62分には正面で仕掛けたロドリがDFに引っ掛けられると、ルーズボールに反応したベルナルド・シウヴァがゴール左にシュートを流し込み、同点に追いつく。
これで勢いに乗ったマン・Cは続く65分、高い位置でのボール奪取から右サイドのフリアン・アルバレスがクロスを入れると、ファーサイドで合わせたグリーリッシュが決めて一気に逆転する。
その後、追加点こそ得ることができなかったマン・Cだが、そのまま逃げ切りに成功。リーグ戦5試合ぶりの白星を手にし、4位をキープした。