日本の前にもブラジルの「模範的な選手」が立ちはだかる？ アンチェロッティ監督がカゼミーロを絶賛！

近年は去就を巡って様々な憶測が飛び交うカゼミーロ。2022-23シーズンのマンチェスター・ユナイテッドデビューイヤーを上々なものとした後、調子と一貫性を欠き、衰えの指摘もしばしばあったが、ルベン・アモリム監督が就任してから状態を上げる。最近ではサウジアラビア行きの噂とも紐づくが、今季もマンチェスター・Uでのプレーを決心した。

アンチェロッティ監督は2日の会見で「カゼミーロは模範的な選手であり、誰からも尊敬されている」とし、絶賛している。

「彼にはこのチームを引っ張っていくだけの経験と人格がある。私としては彼が主将を務めるにふさわしい人物と思うが、本人がそれに同意するかどうかわからない。彼はトップレベルの厳しさを心得ていて、困難な状況でもまとめ上げたり、仲間を鼓舞する術も理解している。キャプテンとは単に腕章を巻くことではない。ピッチ内外で毎日のように模範を示すことだ。カゼミーロはそれを自然にこなしている」

アンチェロッティ氏はブラジル代表監督に就任すると、6月の北中米ワールドカップ（W杯）南米予選からカゼミーロを招集。2023年10月の試合を最後に代表から遠ざかっていたカゼミロだが、エクアドル代表戦でフル出場し、実に20カ月ぶりにセレソンとしてプレーした。

ブラジルはネイマールがW杯に間に合わなかった場合、カゼミーロが正式なキャプテンになる可能性。そんなブラジルは10月の代表ウィークでアジア遠征を予定しており、10日に韓国代表、14日に日本代表と対戦する。