city(C)Getty Images

チェルシーとマンチェスター・シティの一部ファンがパスポート没収へ…クラブW杯の観戦阻止へ

マンチェスター・シティとチェルシーの一部ファンがパスポート没収の処分を受けるようだ。3日、欧州複数メディアが伝えた。

今年6月からアメリカで行われるFIFAクラブワールドカップに出場するシティとチェルシー。32チームが参加する大会に向けて準備を進める両チームの一部サポーターに対する渡航制限にかんするニュースが報じられた。

欧州メディアは「英国は、サッカーに関連した『暴力行為』により以前に追放処分を受けたこれら2つのイングランドクラブのファンに対し、米国での試合観戦を禁止することを決定した。英国政府が挙げた違反行為には、暴力、無秩序、ピッチへの侵入、花火の使用、オンラインでのヘイトクライムなどがある」とし、シティとチェルシーの一部サポーターがクラブW杯を観戦できなくなると伝えた。

この決定には続きがあり、対象となるシティとチェルシーのファン約150人はパスポートを警察に引き渡さなければいけない模様。これにより該当者は事実上、国外に出国して米国に渡航することができなくなる。

なお、対象のサポーターは6月14日のクラブW杯開幕戦の少なくとも5日前までにパスポートを提出することが義務付けられている。当局は、7月13日の大会終了までパスポートを保管するようだ。

また英国政府の声明によると、警察の命令に従わなかったり、禁止にもかかわらず渡航を試みる個人には、無制限の罰金、または最長6カ月の懲役に処される可能性があるという。

広告
0