FC東京のブラジル人トリオが揃い踏み!ティーラシンのメモリアル弾で先制の清水に逆転勝利
20200223_Tokyo
(C)J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグは、23日に開幕節の清水エスパルスvsFC東京がIAIスタジアム日本平で行われた。

昨シーズンにリーグ最多失点を喫して12位で終えた清水が、クラブ過去最高位の2位で終えたFC東京をホームに迎えた一戦。

ピーター・クラモフスキー新監督を招聘した清水はFW西澤健太やFW金子翔太、そして新加入のタイ代表FWティーラシン・デーンダーらを先発起用。対するFC東京は4-3-3の新布陣を採用し、FWディエゴ・オリヴェイラやMF三田啓貴、新加入FWレアンドロらを並べた。FWアダイウトンはベンチスタート、負傷している東慶悟はメンバー外となっている。

ハイラインを敷いてボールを保持した状態での崩しを図ろうとする清水と、前線に素早く当てて鋭い攻撃を繰り出そうとするFC東京という構図の試合。6分にはボックス内でボールを持った田川亨介が転倒してファウルをアピールするが、これは認められない。

対する清水にも24分にチャンスが訪れる。左サイド深い位置の西澤から中村慶太を経由したボールがボックス手前中央のティーラシンの下へ。しかし、ティーラシンのシュートはFC東京の選手にブロックされる。

FC東京はなかなか前線で収められない時間が続き、比較的清水のペースで試合が進行。とはいえ、守備面で崩れることもなく0-0のまま試合を折り返した。

試合が動いたのは後半開始早々の47分。高い位置でボールを奪取した立田悠悟から西澤にボールが渡り、西澤はすぐさま最前線にパスを供給。巧みなトラップで前を向いたティーラシンが素早く右足を振り抜き、清水が先制に成功した。また、この得点は清水のJ1ホーム通算700点目となっている。

その後も清水が攻勢を保つなか、FC東京は55分に三田に代えてアダイウトンを投入。フォワードの枚数を4枚に増やして打開を図る。投入直後、アダイウトンが右サイドからクロスを供給するとD・オリヴェイラが頭で合わせたが、これは枠の外。対する清水も、得点とはならなかったものの57分に金子がドリブル突破からボックス手前中央まで運んでシュートを放つなど、試合はオープンな展開となる。

長谷川健太監督は61分という早いタイミングで2枚目のカードを切り、高萩洋次郎に代えてアルトゥール・シルバを送り出す。

そして75分、ボックス左に入り込んだレアンドロが立田に倒されてPKを獲得。キッカーのD・オリヴェイラが確実に決めてスコアは同点となる。

さらに80分、FC東京のブラジル人トリオがたたみかける。カウンターからレアンドロが持ち運び、ボックス内でマークを引き連れたD・オリヴェイラが1タッチで落とす。走り込んでいたアダイウトンが難なく沈め、逆転に成功した。

その後、清水は選手を入れ替えつつ巻き返しを図るが、試合終了間際にもボックス内で仕掛けたレアンドロを立田が倒してしまいPKに。自らキッカーを務めたレアンドロがチームの3点目を決め、悲願のリーグ初制覇を目指す首都クラブが白星発進に成功した。

■試合結果
清水エスパルス 1-3 FC東京

■得点者
清水:ティーラシン・デーンダー(47分)
FC東京:ディエゴ・オリヴェイラ(77分)、アダイウトン(80分)、レアンドロ(90+2分)

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