不屈の“侍魂”でGL突破へ前進!日本代表、乾&本田3大会連続弾でセネガルと引き分け/W杯グループH第2節
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ロシア・ワールドカップは24日、セネガルと日本が対戦。試合は2-2の引き分けで終わった。この結果、グループHでは日本とセネガルが勝ち点「4」で並ぶことに。第2節での突破はなくなったが、最終節で引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。

■ロシアW杯グループH第2節 セネガル 2-2 日本

セネガル:マネ(11分)、ワゲ(71分)
日本:乾(34分)、本田(78分)

ロシア・ワールドカップは24日、グループHの試合が行われ、セネガルと日本が対戦。試合は2-2の引き分けで終わった。

19日の初戦・コロンビア戦で、2-1の勝利を収めた日本。グループ大本命と見られていたコロンビア相手に白星スタートを決め、世界を驚かせた。もしこの試合で勝利することができれば、この後行われるポーランド対コロンビアの結果次第で2大会ぶりの決勝トーナメント進出を確定させることができるため、3ポイントを目指して臨む大一番となった。

そんな日本に立ちはだかるのは、セネガル。初戦のポーランド戦では組織的な守備で相手エースFWレヴァンドフスキを押さえ込み、効果的なカウンターでゴールを奪ってこちらも2-1と勝利。日本は厳しい戦いが予想される。

西野監督は「リスクをかけて勝ちに行く」と宣言している中で迎えたセネガル戦。日本は前節と同じメンバーを採用した。4-2-3-1で入り、1トップには決勝弾の大迫、トップ下には香川が入り、2列目は乾と原口が。中盤底は柴崎と長谷部がコンビを組み、4バックは右から酒井宏、吉田、昌子、長友、守護神は川島が務めている。

対するセネガルは、前節から布陣を変更。3トップを採用し、中盤は3枚で構成している。

試合序盤、日本はDFラインでボールをつなごうとするが、セネガルがスピードをいかした強烈なプレッシャーをかける。エリア内にクロスを送り込まれたが、なんとか跳ね返した。その後数分は、セネガルがボールを握る展開に。危険な場面こそ作られないが、CKを与えるシーンが増えていく。

相手ボール時の日本は、4-4-2に変化。CBまでプレスはかけず、センターサークル付近でパスコースを制限していく。

しかし、11分に失点してしまう。右からの大きなクロスを原口が頭でクリアしたが中途半端になる。拾ったサバリがシュートを放つと、川島は弾ききれず。マネが押し込んだ。日本は、前半の早い段階でビハインドを背負うこととなった。

追いつきたい日本はすぐに反撃。乾からのパスをエリア内に侵入した長友が受けてクロスを送る。後ろに戻したボールを長谷部がエリア外からシュートしたが、ここは味方にあたってしまった。前に出る日本だが、21分にショートCKをカットされると、セネガルのカウンターを許す。しかしニアンのシュートは、川島がキャッチする。

攻めに出たい日本は左サイドに活路を見出し、乾と長友の連携でゴール前まで到達するものの、なかなかシュートまで持ち込めない。25分過ぎには、長谷部が最終ライン付近までおりてビルドアップに参加。セネガルがプレッシャーを弱めたこともあり、ボールを回すことには成功する。

すると34分、日本は同点に追いつく。決めたのは乾。左サイドを抜け出した長友に、自陣から柴崎がロングパス。長友からのパスを受けた乾は、エリア内でカーブをかけたシュートを蹴り込んだ。この試合キレを見せる乾と長友の左サイドからゴールを奪い、試合を降り出しに戻す。

追いついた日本だが、気を抜くことはできない。38分、ニアンにDFラインを破られシュートまで持ち込まれたが、飛び出した川島が体に当てて防ぐ。終盤はセットプレーの守備の時間が続いたが、巧みなオフサイドトラップなどを駆使してゴールを許さない。

前半はこのまま終了。日本は先制許すも乾弾で追いつき、後半へ向かうこととなった。

■勝ち越し許すも、チームを救ったのは…

後半立ち上がり、日本は柴崎と乾が中心となってゆったりと攻撃を仕掛ける。48分には、大迫がヘッドを放つなど良い入りを見せる。

対するセネガルは、流動的にポジションを入れ替えて攻めに来る。マネもサイドに張るだけでなく、内側のライン間でボールを受ける回数が増えていく。54分には、ニアンがエリア外からシュートを放ったが、川島が落ち着いてキャッチした。

このシーンで、日本にアクシデント。ニアンのシュートの際に長谷部が鼻を負傷し出血。血が止まりきっていなかったが、ピッチへ戻った。さらに58分には、競り合った昌子の顔にニアンの腕が当たる。ニアンにはイエローカードが提示された。

すると59分、日本にビッグチャンス。高い位置でボールを奪うと、右に流れた柴崎がグラウンダーでクロスを送る。大迫が走り込んだが、惜しくも合わせきれなかった。続く63分にも、柴崎の鋭いパスに反応した酒井がクロスを送ったが、大迫は厳しいマークにあいシュートは打てなかった。

攻め立てる日本は、その直後にカウンター。自陣の長いボールに左サイドのスペースで受けた大迫が反応。ヒールパスで走り込んだ乾にわたすと、14番は得意のカーブをかけたシュートを放つ。ここは惜しくもバーを叩いたが、日本は良い場面を増やしていく。

流れを変えたいセネガルは65分に選手交代。A・エンディアエに代え、クヤテを投入。すると直後にカウンターから右サイドをサールが突破し、戻った乾はたまらず手を使って倒した。乾にはイエローカードが提示される。

良い時間帯を続けていた日本だったが、71分に痛恨の失点。左のマネのパスをエリア内でサバリが受けると、飛び込んだ右サイドバックのワゲが押し込んだ。推し気味に進めていた日本だったが、勝ち越し点を許してしまう。

劣勢になった西野監督は、直後に香川に代えて本田を投入。背番号4にゴールを託す。さらに原口に代えて岡崎を送り出し、2トップに布陣を変更する。

するとこの采配が的中。78分、大迫のクロスに岡崎が中で潰れる。飛び出したGKは触れず、こぼれ球を拾った乾がラストパス。中で待っていた本田が押し込んだ。背番号4の3大会連続となるゴールで、日本はまたも同点に追いついた。

勝ちをねらうと宣言していた西野監督は、86分に先制点の乾に代えて宇佐美を投入。交代枠をすべて使い切って勝負に出る。

両チームとも西尾まで勝利を目指したが、このあとスコアは動かず。死力を尽くした熱戦は、2-2の引き分けに終わった。

この結果、グループHでは日本とセネガルが勝ち点「4」で並ぶことに。第2節での突破はなくなったが、最終節で引き分け以上で決勝トーナメント進出が決定する。

運命の最終節は28日、日本はポーランドと激突。セネガルは、同日にコロンビアと対戦する。

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