乾貴士の個人技光るも、日本代表はシリアとドロー…香川が負傷交代でイラク戦に暗雲
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日本代表はキリンチャレンジカップ2017でシリア代表と対戦した。

■日本 1-1 シリア

日本:今野(58分)
シリア:マルドキアン(48分)

キリンチャレンジカップ2017が7日に東京スタジアムで行われ、日本代表はシリア代表と対戦した。試合は1-1のまま終了を迎え、イラク戦を前に勢いをつけることはできなかった。

日本代表は2018 FIFAワールドカップ ロシア・アジア最終予選の第8戦・イラク代表戦を1週間後に控えている。グループBでは7試合を終えて首位に立っているものの、2位・サウジアラビアとは同勝ち点、3位・オーストラリアとは同3差のため、イラク戦はW杯出場に向けて重要な一戦になる。今回のシリア戦は親善試合でありながら“仮想イラク戦”として位置づけられ、同試合を前に各ポジションで先発争いが展開される。

ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は3月のタイ戦から1名を変更。DF昌子源が最終ラインに入った。スタメンはGK川島永嗣、DF酒井宏樹、吉田麻也、昌子、長友佑都、MF山口蛍、今野泰幸、香川真司、FW久保裕也、大迫勇也、原口元気の11名となった。なお、日本は同試合で1997年のW杯初出場を記念した特別仕様のユニフォームを着用した。

日本はキックオフ直後にアクシデントを迎える。7分に香川が相手選手と接触した際に左腕を地面に強く着いてしまい、そのまま負傷退場。10分に代わって倉田秋がピッチに入った。

17分、交代で入った倉田が攻撃に絡む。山口が中盤からパスをつなぐと、これを受けた倉田が前線にスルーパスを送る。ペナルティエリア左に走り込んだ大迫がダイレクトシュートを放ったが、ここはGK        イブラヒム・アルマに防がれてしまった。

一方、シリアは27分にチャンスを作る。27分、右サイドでこぼれ球に反応したマハムード・アルマワスがペナルティエリア外から思い切り右足を振り抜く。際どいシュートになったが、ここは右サイドネットへと外れた。

なかなかシュートチャンスを作れない日本。41分には右サイドの酒井宏がカットしたボールをペナルティエリア手前の原口がダイレクトで合わせたが、シュートは惜しくも枠の上に外れてしまう。このまま0-0でハーフタイムに突入した。

攻めながらも決定機を作れなかった日本は、後半開始から久保を下げて本田圭佑を投入した。しかし、先に均衡を崩したのはシリアだった。48分、右のショートコーナーからアムロ・ジェニアトがクロスを入れると、DF陣のマークが外れてしまう。ゴール前に飛び込んだマルデク・マルドキアンがフリーでヘディングシュートを沈め、シリアが先制に成功する。

リードを許した日本は53分に山口を下げて井手口陽介を投入。井手口にとっては日本代表デビュー戦となり、中盤の構成が井手口、今野、倉田というガンバ大阪のトリオになった。すると58分に日本がスコアをタイに戻す。左サイドで長友、原口、大迫がパスをつなぐ。大迫のパスに抜け出した長友がペナルティエリア内へ低いクロスを入れると、これをファーサイドに飛び込んだ今野が押し込み、日本が同点ゴールを決めた。

追いついた日本は59分に原口を下げて乾貴士、63分に今野を下げて浅野拓磨をピッチに送り込んだ。これで日本は浅野、大迫、乾の3トップに変わり、本田が中盤に下がった。

日本はこの時間帯から本田や乾を中心にチャンスを作る。77分には左サイドの乾が個人技で相手DFをかわし、ペナルティエリア内に進入。右足シュートを放ったが、ここはDFのブロックにあってしまう。85分には大迫を下げて岡崎慎司を投入し、最後まで勝ち越しゴールを狙った。87分には再び乾のドリブル突破から、最後は本田がシュートチャンスを迎えたが、右足で放ったシュートはゴール右へ外れてしまう。試合は1-1のまま終了のホイッスルを迎えた。イラク戦を前に香川が負傷し、暗雲が立ち込める格好になった。

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