J1昇格最後の椅子は名古屋グランパスに!スコアレスドローも年間順位で/J1昇格プレーオフ
(C) Getty Images for DAZN
J1昇格プレーオフ決勝が3日に行われ、名古屋グランパスとアビスパ福岡が対戦。試合は0-0で引き分けに終わった。

■J1昇格PO 名古屋 0-0 福岡

名古屋:なし
福岡:なし

J1昇格プレーオフ決勝が3日に行われ、豊田スタジアムでは名古屋グランパスとアビスパ福岡が対戦。試合は0-0で引き分けに終わった。

準決勝を勝ち上がり、J1昇格最後の1枠を争うことになったのは、シーズン3位の名古屋と4位・福岡。いずれも昇格を勝ち取れば1年でのJ1復帰となる。勝てば文句なしで昇格となるが、引き分けの場合は延長戦は行われず、シーズン順位で上回る名古屋が昇格する。攻撃力の名古屋と守備力の福岡、矛と盾のような好対照のチーム同士がどのような戦いを見せるのか。

4万人を超える大観衆が見守る中、名古屋ボールでキックオフ。序盤はどちらかというと福岡がペースを握った。積極的なハイプレスでボールを保持すると、DF亀川諒史が左サイドで起点となり、FWウェリントンにボールを集めていく。名古屋は福岡の激しいチェックに遭い、思うようなプレーをさせてもらえなかった。

13分、名古屋がCKを獲得。MFガブリエル・シャビエルのクロスにMF田口泰士が頭で合わせ、ゴールネットを揺らした。しかしその前にファウルがあり、ノーゴールの判定となった。一方の福岡は19分、ロングスローからのセカンドボールに走り込んだMF山瀬功治が強烈なミドルシュート。GK武田洋平がわずかに触ったボールはクロスバーを叩き、FW仲川輝人が詰めに入るも、武田ががっちりとキャッチ。双方ともに決定機を作ったが、得点とはならなかった。

次第に名古屋も福岡の隙を突き始める。28分、中盤でボールを奪うと、右サイドを走るシャビエルにボールが渡る。中央へ走り込むDF青木亮太へラストパスを送り、フィニッシュまで持ち込んだ。30分を過ぎたあたりから名古屋のパス回しがつながるようになってくると、次々と福岡ゴールを脅かすプレーを展開。40分には前線での競り合いから後ろへこぼれたボールに田口が走り込み、遠めの位置から強烈なシュート。GK正面を突くも、しっかりと枠は捉えていた。

42分にはMF和泉竜司も巧みなドリブルで相手をかわし、決定的なシュートを放った。ボールは枠のわずか右へと外れるも、名古屋の押し込む時間が多くなっていった。しかし福岡も集中力の高い守備でこれを跳ね返していく。両者ともに持ち味を発揮しながらも得点は生まれず、前半はスコアレスで終了した。

得点を挙げない限り昇格の可能性がない福岡は、後半からさらにアグレッシブなプレーを展開。58分、DF駒野友一が右サイド浅めの位置から積極的にクロスを供給すると、ボールは正確な軌道を描いて逆サイドのウェリントンへと渡り、ヘッドでゴールネットを揺らした。しかしオフサイドの判定となり、これもノーゴールに。すると、厚みのある攻撃を特徴とする名古屋が持ち味を発揮し始め、次第に福岡が守備に回る時間が増えていった。

76分には名古屋が左サイドから崩しにかかり、和泉、玉田とつないで最後は青木がシュート。形としては完全に崩したものの、福岡もDF堤俊輔やGK杉山力裕の体を張った守備で、かろうじて難を逃れた。その後も名古屋は前線で何人もの選手が連動しながらボールを動かし、福岡ゴールを再三脅かす。83分には和泉からの絶妙なラストパスにFW玉田圭司が反応。決定的なシュートを放ったが、杉山のファインセーブに阻まれた。

引き分けでも昇格が決まる名古屋だが、残り時間が少なくなっても時間稼ぎに移行せず、貪欲にゴールを狙っていく。アディショナルタイム5分が与えらると、名古屋は完全に引いて守りを固めた。福岡も必死の攻勢を見せるが、ゴール前に効果的なボールを入れることができない。

試合はそのままスコアレスドローに終わった。規定により、シーズン順位で上回る名古屋のJ1昇格が決定した。

▶Jリーグを観るならDAZNで!1ヶ月間無料のトライアルを今すぐ始めよう。

コメント ()