レアル・マドリー、アウェー連勝記録が途絶える…ジローナに逆転負けで首位バルサとの勝ち点差は8に/リーガ第10節
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イスコ弾で先制も後半にスコアをひっくり返される。

■リーガエスパニョーラ第10節 ジローナ 2−1 レアル・マドリー

ジローナ:ストゥアニ(54分)、ポルトゥ(58分)

レアル・マドリー:イスコ(12分)

29日のリーガエスパニョーラ第10節、レアル・マドリーは敵地モンティリビでのジローナ戦を1−2で落とした。

カタルーニャ自治州議会の独立宣言、そしてスペイン中央政府による同州議会の解散発表……。スペイン全土が揺れ動く中、レアル・マドリーはカタルーニャ州プチデモン首相の故郷ジローナを訪れた。ケイロール・ナバス、カルバハル、コバチッチ、ベイルを欠くジダン監督は、GKカシージャ、DFアクラフ、ヴァラン、セルヒオ・ラモス、マルセロ、MFクロース、カセミロ、モドリッチ、イスコ、FWクリスティアーノ・ロナウド、ベンゼマをスタメンとして、イスコをトップ下に置く4−3−1−2のシステムを採用している。

警備上の観点から開催の危険も危ぶまれた試合だが、ジローナを率いるマチン監督が言う通り、モンティリビはフットボールだけに集中している雰囲気。その環境下でレアル・マドリーは、マチン監督率いるジローナが長年使用する3バックシステム(今日は3−4−3)を存分に堪能する。ジローナはマフェオ&アダイの両ウィングバックが高い位置を取り、レアル・マドリー相手にも攻撃的な姿勢を崩さない。イダ・イ・ブエルタ(往復、行ったり来たり)の見応えある試合が展開された。

レアル・マドリーの狙いは、ウィングバックが前に出た際にスペースが空く両サイドを突き、前線の選手たちが3バックと数的同数となること。そして12分に仕掛けた速攻から、その形で得点を決めることに成功する。マフェオのクロスがポストに直撃して肝を冷やした直後、S・ラモス、ベンゼマ、C・ロナウドとボールをつないでジローナのペナルティーエリア手前まで到達。C・ロナウドが打ったミドルシュートをボノが弾き、こぼれ球に詰めたイスコがボールを押し込んでいる。

レアル・マドリーはその後も速攻から決定機を生み出すも、C・ロナウド、ベンゼマらがシュートを決め切ることができない。また35分にポルトゥのヘディングシュートがポストに当たり、再び冷や汗をかいている。ジダン監督はハーフタイム、負傷したヴァラン(この試合でレアル・マドリーでの200試合出場を達成)に代えてナチョを投入した。

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その後も攻撃に出るレアル・マドリーだったが、52分にベンゼマが再度シュートを外すなどリードを広げることはかなわない。反対に、粘り強く、厚い攻撃を仕掛け続けるジローナに立て続けにゴールを決められてしまう。まず54分、ペレ・ポンスのドリブル突破を許し、ナチョがカットし損ねたボールからストゥアニにシュートを決められ同点に。さらに58分には、マフェオのクロスからゴール手前のポルトゥに巧みなヒールシュートでボールを押し込まれた。

スコアをひっくり返されたジダン監督は66分にマルセロ、アクラフの両サイドバックを下げ、アセンシオ、ルーカス・バスケスを投入。ジローナ同様に最終ラインを3枚(ナチョ、カセミロ、S・ラモス)として、猛攻を仕掛ける意思を示した。しかしながら同じ策を弄した第5節ベティス戦(0−1)でもそうだったように、多くの選手を前線に詰め込んだために流れるようなプレーを欠くことに。最終ラインと中盤に人数を割くジローナを前に逆転はおろか、同点に追いつくこともかなわず、試合終了のホイッスルを聞くことになった。

レアル・マドリーが更新し続けていたリーガでのアウェー連勝記録は、13でストップ。首位バルセロナとの勝ち点差は8に広がっている。

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