ブラントは2019年、ライバルのバイエル・レバークーゼンから約2500万ユーロの移籍金でドルトムントに加入した。以来、数百試合に出場を重ね、チームで最も認知度の高い選手の一人となった。安定感に関する批判も時折あったものの、その技術力と視野の広さにより、国内リーグと欧州カップ戦の両方でシュヴァルツゲルベン(黒と黄色)の勝利をもたらす存在として頻繁に活躍した。
双方の合意による円満な別れと見られ、クラブ首脳陣は新たなスタートを切る適切なタイミングと判断した。リッケンは退団が迫る中でも関係は良好だと強調し、「深い感謝を込めて別れを告げる」と述べた。ブンデスリーガ2位のチームは、長年背番号10を背負った選手を失う代わりに、次の移籍市場に向けた補強計画を先行して進められることになる。