Getty/GOAL究極の選択のジレンマ
月曜日にブラジル代表の最終メンバーを発表するアンチェロッティ監督。その一挙手一投足に国民の視線が注がれている。 注目されるのは、34歳のアイコン、ネイマールだ。彼は依然として代表最多得点者だが、度重なる長期離脱で回復の道は波乱含みだった。W杯まであとわずか。アンチェロッティは、このフォワードの才能と、自身の高強度戦術が求める身体負荷とを天秤にかける。
アンチェロッティ監督はロイター通信に「選択を迫られるときは多くの要素を考慮しなければならない。ネイマールは才能からして重要な選手だが、負傷から回復中で最近は定期的にプレーしている。簡単な決断ではない。利点と欠点を慎重に天秤にかける必要がある」と語った。
AFPアイコンへの更衣室での忠誠心
元バルセロナとPSGのスター、ネイマールを北米遠征に招集するべきか否かで世論は割れている。しかしアンチェロッティ監督は、チーム内での彼の立場が重要だと認める。イタリア人監督は「ネイマールはチームメイトから全面的に支持されており、招集しても混乱は起こらない。むしろ士気が上がる」と強調した。6度目のワールドカップ制覇を狙うブラジル代表にとって、良好なチーム雰囲気を保つことが最優先である。
「ネイマールは一般の人々だけでなく選手たちからも深く愛されている。それも重要な要素だ。招集の雰囲気を考えなければならない」とアンチェロッティは説明した。 「ロッカールームに爆弾を投じるつもりはない。彼は皆に愛されている。選手たちが意見を言うのは当然だ。助言をくれた皆に感謝している。だが、最終決定を下すのは私だ」
感情より形と健康
感情的な要素はあるが、アンチェロッティ監督は最終メンバーは客観的事実で選ぶと強調する。彼の戦術では前線の激しいプレスが必要で、ネイマールの近況を注視してきた。試合で高い強度を保てるかが評価の鍵だと指摘した。
「彼はここ数試合でコンディションを大幅に改善した」とアンチェロッティは語った。「最近は非常に良い試合をいくつか見せている。コンディションは向上した。試合中、高い強度を維持できる。だが、試合にも様々なものがある…… ネイマールを招集せよという圧力は誰からも受けていない。私には全権限があり、判断は100%プロフェッショナルだ。私が見るのは、彼が選手としてどんなパフォーマンスを示すかだけだ」
Getty Images Sportリオへのカウントダウン
このドラマは5月18日(月)に決着する。アンチェロッティ監督は「完璧なチームは不可能だが、ミスを最小限に抑えたメンバーを選べる」と語る。欧州5大リーグで優勝した経験を持つベテラン指揮官は、その経験を活かし、外部からの大きなプレッシャーやメディアの厳しい視線に立ち向かう。
「完璧なメンバーなど組めない。だが、他よりミスの少ないメンバーは組める。それを確信している」とアンチェロッティは語った。結果に関わらずチーム内は前向きだが、外部評価は最終26名にサントスエースが含まれるかどうかで変わるだろう。
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