ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)を制したジョゼ・モウリーニョ率いるローマは26日にローマ市内中心部で凱旋パレードを行い、約10万人が歓喜した。イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が伝えている。
昨夏、元インテル指揮官モウリーニョの11年ぶりとなるイタリア復帰で注目を集めたローマ。リーグ戦では18勝9分11敗と6位の成績でヨーロッパリーグ(EL)出場権を確保した一方、ECLでは25日にティラナで行われた決勝でフェイエノールトを1-0で下し、クラブ史上初めてとなるヨーロッパのタイトルを手にした。
そんなモウリーニョのチームは26日、ローマに戻ってコロッセオやカラカラ浴場など観光名所が立ち並ぶ市内中心部をオープントップバス3台で凱旋パレードを行った。現地警察の発表によれば詰めかけたファンは約10万人にも及び、交通渋滞に加えて一時はバスが立ち往生するなどの騒ぎとなった。
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12年ぶりとなるタイトルをローマにもたらしたモウリーニョ。ECL決勝終了後には「ここに残り、プロジェクトを続けたい」と意欲を示していたが、すでに来シーズンへ向けてサポーターの期待も高まっている。パレード中、今シーズン限りでユヴェントスを退団するFWパウロ・ディバラのフリーでの獲得を求め、「会長、ディバラを連れてきてくれ!」とアピールするチャントも叫ばれた。